中盤では、ふたりずつのユニットに分かれてリスマス・キャロルのカバーも披露。ケビンとキソプの美男ユニットはジャスティン・ビーバーの『Mistletoe』でキュートなダンスを披露し、会場を沸かせ、ほっこり温かな雰囲気で包んだ。
スヒョンとジュンの最年長と末っ子コンビは、スヒョンが敬愛するEXILEの『LAST CHRISTMAS』を熱唱。スヒョンの伸びやかな歌声はもちろん、ラップ担当のジュンも飾らない素直な歌声を披露し、ふたりで美しいハーモニーを奏でた。
そして、フンとイライは、聖歌隊とともにマライア・キャリーの『Santa Claus Is Coming To Town』でとびきりハッピーなステージを展開。イライは自作の高速ラップをきかせるなど大いに盛り上がった。
イベントの練習映像をはさみ、後半のスタートは9月の日本武道館公演でお披露目した『One Call Away』。スヒョンとケビンがたっぷり熱唱を聴かせると、続けて全員で『Spring Rain』『Belive』と人気のバラード曲を披露。もともと『Belive』は、東日本大震災の被災者に希望を与えたいとして作った曲であり、また、2012年のZeppツアーでは、ファンがペンライトサプライズを行った思い出の曲。この曲で涙を見せたことがあるスヒョンは、この日も感極まり涙を見せ、歌えなくなる場面も。
涙について、スヒョンは、今月U-KISSが日本デビュー3周年を迎えたことについて触れ、「これまでの日本の活動を振り返ったら、大変なこともあったけど、ファンの皆さんが応援しくれたから活動できたと思って……」と語ると、フンが「U-KISSの道はツラインダモンネ。でも、KISSme(ファン)のおかげでシアワセダモンネ」と、“幸せな涙”だったと説明。初ライブ・ツアーで涙を見せたジュンにも触れ、「一番年上と年下が泣き虫だね」(フン)と会場を沸かせた。
終盤では、『LOVE ON U』『Bingeul Bingeul』『ALONE』『FEEL IT』の激しいダンス曲で観客を熱狂の渦に巻き込んだ。そして、アンコールの1曲目に『nightmare』で盛り上がると、うれしい報告を。3月に4thアルバムと、ドキュメンタリーDVD『Days in Japan vol.4』をリリースすることを発表。そして、それぞれ今年を振り返り、来年の目標を述べながら、ファンへの感謝を口に。ケビンが「やっぱりクリスマスは好きな人と過ごすのが一番ですね。今年は、たくさん出会えて本当に幸せな1年でした。僕たちの方がもっとKISSmeが好きだよ」と、メッセージを送ると、スヒョンが茶化すように爆笑し、会場もつられて大笑い。
そんなスヒョンは「ステキな思い出を作りましたね。幸せな1年でした。来年の目標は、U-KISSとKISSmeがもっと元気になってたくさん活動して、一緒にイベントがしたいです」。最後は、マライア・キャリーの『All I want for Christmas is you』で聖歌隊とともに盛り上がり、笑顔でライブの幕を下ろした。
ライブ後には、ファンクラブ限定の抽選で「壁ドン」会の実施と来場者全員にメンバーから手渡しで生写真をプレゼント。笑顔に溢れたイベントだった。
「U-KISS Christmas Party 2014 ~U♥KISS♥ME~」 昼公演セットリスト
12月23日@豊洲PIT
01. White Christmas
02. JOY TO THE WORLD
03. Sweetie Xmas version
04. 0330 Xmas version
05. Distance... Xmas version
06. A Shared dream Xmas version
07. Shape of your heart
08. Mistletoe
09. LAST CHRISTMAS
10. Santa Claus Is Coming To Town
11. One Call Away
12. Sping Rain
13. Believe
14. Thousand Miles Away
15. LOVE ON U
16. Bingeul Bingeul
17. ALONE
18. FEEL IT
<アンコール>
19. nightmare
20. All I want for Christmas is you