圧倒的な歌唱力で満席の会場を魅了
11月1日、昼夜2回とも5千席が完売した豪華なコンサート『現役歌王 ALL STAR DREAM MATCH』でエノクは夜公演に出演。トロットや国楽、ポップス歌手らに交じって唯一ミュージカル界からの参加となった。
1曲目は往年の大ヒット曲『また逢う日まで』。「レジェンドである尾崎紀世彦さんの曲を歌うことができて光栄です」と言うとパワフルな歌声を披露し、「日本についてこれまで神秘的で遠いイメージがありましたが、会場の皆さんの温かい気持ちが感じられてうれしいです」とコメント。
客席からは大きな拍手と歓声が上がった。
2曲目は日本でも活動する大先輩キム・ヨンジャの人気曲『Amor Fati(アモール・ファティ)』。歌う前に「日本の観客の方々は少しおとなしいと聞いています。この曲は皆さんのサポートが必要な歌なので、私が『スクリーム(叫べ!)』と言ったら、大きな声を出してください」とリクエスト。
登場した8人のダンサーとともにノリノリでステージを縦横無尽に行き交いながら歌い踊るエノクは、歌や演技だけでなくダンスの実力でも定評がある。
彼の持ち味がいかんなく発揮されたステージはミュージカル風でもあり、ヒュー・ジャックマン主演の映画『グレイテスト・ショーマン』を彷彿とさせる一幕に、大きな声援を送る観客にエノクが「Put your hands up!」と返すと、満席となった会場の温度はさらにヒートアップ。
わずか2曲で観客の心をがっしり掴んだ後は、日本のTOP7たちのステージをはさんで再び登場。『PRODUCE 101 JAPAN』にも出場し、この日エノクの次に韓国語での歌唱も披露したJuniと、安全地帯の『ワインレッドの心』をデュエットしセクシーな魅力全開で喝采を浴びた。



























