離婚経験者が挙げる、リアルすぎる条件は?

みくまゆさんのように、しっかりと結婚相手に対して譲れない条件を作ることの重要さは分かりましたが、結婚する前と後では「あ、これも条件に入れておけばよかったな」と思うことも多々ありそうではないですか?

そこで、離婚経験があるIさんとKさんに「別れたからこそ思う、結婚相手の条件があれば教えてください!」とお願いしてみました。

とても愛してくれる

「“今が楽しいから”で結婚相手を選んだら、失敗します。だから“もう君はいてくれるだけで十分”くらいのレベルで、私のことが好きな人と結婚した方がいい」と、Iさん。

これは先にも書いた「やりたいことをやらせてくれるか?」「主導権を握らせてくれるか?」などにもつながるのではないでしょうか。

年収が最低800万円、できれば1,000万円

これだけ見ると「やっぱりお金が大事なんだ」と思ってしまいそうですよね。ですが、Kさん曰く「頑張って仕事をしているからこその対価が、その金額。大事なのは、継続してその年収をキープしているかどうか」だそう。つまり、仕事がデキる男性かどうかを図る指標の1つとして、年収をあげているに過ぎないのです。

Iさんも「結婚すると、財布が一緒になる。だからお金はやっぱり大事です。私の場合は年収何千万とかは求めていないけど、ボーナスもあって、普通のサラリーマンレベルで稼いでいてほしいですね」と仰っていました。

なので、親の七光りだったり、人を悪い意味で上手く操って稼いでいるのはNG。話してみたら薄っぺらいので、すぐに分かるそうです。

「仕事や考え方が尊敬できる人が良いと思って行動していて、出会った男性の年収はそれくらいだから指標の1つにしています。もらっていない人に出会うと“40代なのに、何してたんですか?”となるんですよね」と、Kさん。

Kさん目線で年収を見るようにしてみると、男性の色んな側面を知ることができるのではないでしょうか。

家族を大事にしている

「“親がいるから、自分がいる”なのに、恨んでいたりすると家族になったときに大事にしてもらえなさそうじゃないですか? 子どもの行事などにもやっぱり参加してほしいし……」と、Kさん。

結婚する=家族になる、です。人はこれまでの経験を元にして、新しいことを始めますから、彼の家族への対応はかなり参考になりそうです。

「恋愛は楽しみやスリルで選ぶけれど、結婚はそうじゃないから。独身の時にここに挙げた条件の人を好きになったかというのは、また別の話かな」というKさんの一言は、婚活中の方や結婚願望がある方はぜひ忘れないでほしいなと思います。

今回のインタビュー記事が、幸せな結婚を掴むキッカケとなれば嬉しいです。

ライター・コラムニスト。1988年生まれ。大学卒業後にマスコミ業界3社で働くが、行く先々でパワハラに遭い、退職。引きこもりになったのをキッカケに、ライターに。キャバ嬢として年間500名以上の男性を接客した経験や半年で25キロのダイエットに成功した経験などを活かした、恋愛・美容系記事が得意。その傍ら、フリーランスやライターになりたい方向けの相談に乗る個別セッションをおこなっている。「体内時計をコントロールして、健康でキレイになる」をコンセプトにしている“健康&生活リズムカウンセラー”の資格を保有。