部活動は、土日の活動を中心に本格的な地域展開が全国で推進されています。静岡県磐田市では、企業・地域のクラブチームなどの協力を得て、独自の取り組みを進めています。

磐田市立中学校では、令和8年9月から、土・日・祝日の休日は部活動を行わないこととし、それに代わる活動として「SPO☆CUL(スポカル)IWATA」という地域クラブ活動を行います。部活動で行っている種目や、それ以外の新たな種目も取り入れ、中学生が自分のやりたいことを選択して取り組める地域クラブ活動です。

1.中学生の真夏のスポーツを守る!大正製薬株式会社と全国初の協定締結

市は大正製薬株式会社と地域クラブ活動「SPO☆CUL IWATA」に関する協定を締結しました。「真夏のスポーツを守る」をテーマにSPO☆CUL IWATAを推進し、全ての中学生が自分の興味・関心に応じた活動に参加できる環境を整えることを目的としています。
同社が中学部活動の熱中症対策に関する協定を締結するのは、全国初※です。
※磐田市調べ(令和8年5月11日現在)
※大正製薬株式会社確認済



運動前の熱中症対策とジュビロ磐田CRO山田大記氏の練習指導
大正製薬株式会社による熱中症対策として、5月30日のSPO☆CUL IWATAの活動への参加生徒に「リポビタンアイススラリーsports」が配布されました。また、ジュビロ磐田CRO山田大記氏が特別ゲストとして、練習指導を行いました。





2.タンブリング日本代表選手を地域おこし協力隊に任命

磐田市は、SPO☆CUL IWATAコーディネーターとして地域おこし協力隊にタンブリング日本代表で産業大学のSSUアルムナイ・アスリートチーム所属の杉浦夢菜さんを委嘱しました。
5月1日から活動を開始し、SPO☆CUL IWATAが中学生にとって魅力ある活動となるよう、競技やその中で周囲と関わった経験などを活かし、中学生をはじめ関係する人たちに寄り添った支援をします。また、魅力発信や産官学連携等に取り組んでいます。



3.地域や企業の協力を得て運営

部活動にある種目ばかりでなく、地域や企業の協力を得て参画していただいたクラブも「SPO☆CUL IWATA」として活動を行っています。
「静岡ブルーレヴズSPO☆CULラグビークラブ」では、令和13年の完全移行に先駆ける形で、地元のプロクラブである静岡ブルーレヴズが主運営を継承し、プロクラブが行う部活動地域展開化のモデルケースになることを目指しています。静岡ブルーレヴズのスタッフに加え、外部(ヤマハラグビーOB、スクールOB、磐田ラグビークラブ員)からも指導者を募集し、地域全体で運営しています。また、専門知識・指導経験の豊富なスタッフが子どもたちの成長をサポートします。




そのほかにも多くの企業や大学と連携協定を結び、子どもたちの活動への支援をいただいています。企業版ふるさと納税やまちづくり応援自販機の売り上げの一部を、寄附金としてクラブの活動に役立てています。
まちづくり応援自販機とは


(以下参考)部活動地域移行

SPO☆CUL IWATAとは

磐田市立中学校において、令和8年度の夏の大会終了後(9月)から、土・日・祝日の休日は学校部活動を行わず、代替として実施する地域クラブ活動です。
従来の部活動種目に加え新たなスポーツ・文化芸術活動も取り入れ、生徒が希望に応じて選択・参加できます。学校管理外の活動ですが、教育委員会が運営事務局となり、これまでの部活動と同様の考え方・活動量を基本に運営します。地域の大人、部活動指導員・外部指導者、指導を希望する教職員が担い、安全・安心に配慮した環境で実施します。
これまで部活動が参加してきた大会・コンクール等へは、「SPO☆CUL IWATA」として出場します。
<SPO☆CUL基本理念>
子どもたちが自分づくりや関係づくりを通して成長していく姿を目指します。
- 居場所づくり:自主的・自発的に参加でき、安心・安全にスポーツや文化的活動に親しめる場を提供
- 仲間づくり:集団の一員としての資質を育み、仲間・学校・保護者・地域とのつながりを深める
- 志づくり:多様性を尊重し、持ち味や個性を伸ばし、学習意欲・責任感・主体性・自己肯定感を育て、生涯にわたるスポーツ・文化芸術への基盤を築く









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