名古屋地区の意見で印象的だったのが、ドラマの久利生公平の役に憧れて、実際に検察官に憧れた人が多かったようです。
ルコ「『HERO』は『シーズン1』、『2』とキャストが変わっても流れる空気やテンポが変わってなくて、それはそれですごく見る人を引き込むなと思いました。
検事の仕事とかわからなかったけど、あのドラマを見てすごくわかった気がします。うちの従姉妹の子どもが『シーズン2』を見て、「検事になりたい!」って言い出しまして…。その時に見た人すべてに影響を与える話だなと思いました」
なっちゃん「私、実は司法修習生で、ちょうど高校生のときに『HERO』の1がやってたんです。その当時は、検察官が主役のドラマって『赤かぶ』(※『赤かぶ検事奮戦記』)ぐらいしかなくて……。
当時もともと木村拓哉さんが好きで「ああ、検事やるんだ」って思ってドラマ見始めたらはまっていきました。
検事という職業は事務官とバディで動く、“バディもの”としてもすごく素敵なストーリーだと思いました。城西支部のチームとして、事件に向かっていく活躍ぶりも素敵で、まさに『HERO』が将来を決めるきっかけのひとつになったなと思います」
ちなみに名古屋のオフ会で『HERO』出演のキャラクターで人気があったのは、松たか子さん演じる雨宮舞子だ。
まいこ「高校生のときに『シーズン1』が放送されていたのですが、私雨宮がすごく大好きで、名前も同じなので、雨宮の髪型とか真似たり、目も悪くないのにメガネもかけたりしてました(笑)。ツッコミとか、久利生検事との掛け合いとかが大好きです」
雨宮の性格のどういうところが好きなのか聞いてみると、
「真面目なのにふざけているところですかね(笑)壺の中にあるマッチを見つけて、「マッチでーす!」とか、「自分がみんなに好かれているとでも?」と生意気なこと言ったりするところとか、好きです」
もし自分が雨宮舞子と仮定して、久利生から言われて胸キュンなセリフとかありますか?
「俺がそばにいてやっから!」ですよ。
一同、うなずく。
かおりん「私も松たか子さんとの掛け合いが好きで、2で北川さんになったとき、最初ちょっとショックだったんです。
でも今度映画では松さんが出ますよね。私は神戸の撮影にエキストラで参加したのですが、そこで久利生、雨宮、麻木が3人並んでいるのを見て、「ハーーーーッ!」ってすごい感動しました」
そんな流れを受け、最新作映画『HERO』に期待する部分をみんなに聞いたところ、意見が多かったのがやはり「久利生と雨宮の恋の行方」。