この日は7月1日(水)に配布された5都市限定の号外を雨の中、新宿まで取りに走った17歳からSMAPの番組やCMはすべて録画し、オフ会にも貴重な『HERO』グッズを持ってきてくれた筋金入りのファンのお母さんまで幅広い年代の9名が参加。

そこで、まずは『HERO』にどうしてハマったのか? その熱い思いから語ってもらった。

木村拓哉主演のドラマ、ベスト3は?

サッチ「私は家がけっこう厳しくて、テレビをあまり観られなかったので、人生で最初に一生懸命観たのが『HERO』のシーズン1だったんです。小学生のときに塾から帰ってしがみつくように観て、それでハマッてしまいました」

ナオカ「私はそもそもSMAPが好きで、メンバーのドラマは全部観ていたので、それきっかけで。でも、木村くんのドラマの中でいちばん好きです。あの熱い感じや芯が通っているところ…私だったら揺れ動いちゃうけれど、久利生公平は芯が通っているからそこに憧れたし、ストーリーの展開がやっぱり面白いから、それでどんどんハマっていきましたね」

虹「私は高三なんですけど、小学生のときに家に帰るとちょうどシーズン1の再放送をやっていたから、たまにそれを観て何となくワ~、カッコいいな~と思っていたんです。

で、中学校に入ってからSMAPが好きになり、ああ、あの『HERO』の木村拓哉だ! って過去の記憶の断片が重なって、こんなに長く愛されているなんてスゴいと思ったんですよね。

それで改めてシーズン1の鑑賞に浸り始めたころにシーズン2がリアルタイムで始まったので、そこから『HERO』にどんどんハマっていきました(笑)」

チビホ「私ももともとSMAPが好きで、特に木村拓哉さんが大好きだったから、最初はそれで観始めて。私の中では、『HERO』は『ビューティフルライフ』(00)、『GOOD LUCK!!』(03)とともに木村さんのドラマのベスト3に入っています」

サオ「私もチビホさんと一緒で、SMAPが好きだし、中でも木村くんがいちばん好きだったから、『HERO』も当然観るようになって。ただ、シーズン1のときは子育て中だったから録画をしておいて、週末に観るのが楽しみでした」

ユカリン「小学生のときに『ビューティフルライフ』を観て面白い、木村拓哉さんカッコいい! となって、翌年放送された『HERO』のシーズン1も必然的に観たらすごく面白かったのでハマりました。そこから私は逆に、SMAPを好きになって、ライブも行くようになったんです」

チロ「私も虹さんと一緒で、小学生のときに再放送をやっていたから、それをひとりでじっくり観て、このドラマ面白いなと思ったんです。

で、その面白いという感触が残っている2007年に最初の映画化の話になり、あの面白かったドラマが映画になるんだ~! と思ってDVDを買って観返したりするうちにどっぷりハマっていった感じです」

まゆみ「SMAPの追っかけを初期のころからずっとやっていて、『SMAP×SMAP』を第1回から全部録画していて、雑誌も全部買ってファイリングしているぐらい好きなので、『HERO』にも当然ハマりました。

それに木村くんのファンは松たか子さんも大好きで、彼女に対しても絶大な信頼を置いているから、松さんが相手役の雨宮というのもインパクトがあったし、ドラマにも入っていきやすかった。

『HERO』のDVDも最初に出た四角いジャケットのものからDVD-BOXのリニューアルパッケージ版、特別限定版、映画版の全部を持っていて、ブルーレイも持っています。前回の映画版も武道館の完成披露試写会のときに初センターで観て、みんなで“キャー!”って盛り上がりました(笑)」

マホ「私ももともと木村さんがすごく好きで、DVDも全部買いました。

久利生さんだけじゃなくて、周りのみんながいてあの『HERO』の舞台が出来上がっていると思うし、鈴木雅之監督と脚本の福田靖さんのコンビが作り出したあの世界観が好きで、ずっと観ていました」

それぞれの『HERO』愛はビシバシ伝わってきたが、具体的にはどんなところが好きなのだろう?