――今回のミュージカルにちなんで、みなさんのヒーロー像や、子どもの頃どんなヒーローにときめいたか教えてください。
きだ:僕がときめいたヒーローは「仮面ライダー」です。
子供の頃に人気があったのは、スポーツ選手か変身ヒーロー。
野球好きな連中は王選手とかだったけど、僕はスポーツが苦手だったので、断然変身ヒーローでした。
真央:僕はSMAPさんですね。
SMAPさんのCDデビュー日が9月9日で、僕の誕生日も9月9日なんですよ。子供の頃からSMAPさんの出ている番組は全部録っていて、そこから真似て踊るようになって、ダンスを好きになってやりたくなってみたいな。
親が好きだったとかではなく、なぜか自分から毎週(SMAPの出ている)ミュージックステーションを見てました。
西馬:僕は戦隊モノにすごい憧れていました。
お兄ちゃんの影響で、特に“恐竜戦隊ジュウレンジャー”が好きでした。
坂垣:自分も「仮面ライダー」「ウルトラマン」「戦隊モノ」が好きで小さい頃ずっと見てましたね。
「仮面ライダーカブト」はベルトまでつけて、地元の友だちと戦いごっことかしてました。
きだ:「仮面ライダーカブト」のとき子どもってことだよな?
俺、もうその前のシリーズの「仮面ライダー響鬼」(の脚本)書いてるよ……うわあ、まじ!? 子どもだったの? その時!(年齢差に衝撃を受けるきださん)
坂垣:小学生でした。
真央:それが今じゃ「俺様はジェラルドだ」ですよ(笑)。
良輔:僕も真央に似てるんですけど、MAXの大ファンで、MAXがいなかったら僕はここにはいないんじゃないかっていうくらい、今でも神だと思っている4人です。
子供の頃に、DA PUMPとか安室ちゃんとか、沖縄アクターズスクールの人たちが出てきてものすごく憧れて、この世界を目指したというのもあります。
女性だけの4人グループで、安室ちゃんには負けないぞっていうのがかっこよかったんですよね~。……ミーナ派です(笑)。下敷きとか持ってました。
真央:竹下通りのアイドルショップとかね。
今GAPのところが昔はテント村って言って、そこで僕もSMAPのポスターとか缶バッチとか買ってましたよ(笑)。
齋藤:僕のヒーロー像は祖父です。
僕の小さい時によく遊び相手になってくれて、遊んでいてモノを壊したりすると、それを直して僕のところに持ってきてくれたり。
あとボクの不注意で、保育園でカブトムシのカゴを開けっ放しにしてしまって、カブトムシが逃げてしまったんですよ。
おじいちゃんがせっかく買ってくれたのに飛ばしちゃったって泣きながら謝りに行ったら、保育園ですでにその話を聞いてまた買っていてくれたり、すごいんです。
きだ:なんかすごいイイ話じゃないかよ!
真央:僕も今度からおじいちゃんにしよう。