「ジャガイモのニョッキ弁当」(村井さん作)

こんな使い方も!米粉を料理に使う方法6選

米粉といえば、パンやスイーツをイメージしますが、実は普段の料理にも使うことができるのです。村井さんに6つを挙げていただきました!

揚げ物の衣

村井「鶏肉などを調味料に浸し、最後に米粉(または上新粉)と片栗粉をまぶして揚げるとサクッとカリッとした食感になります」

カレーやシチューのルウ

村井「カレーやシチューのルウの小麦粉を米粉に変えます。米粉は小麦粉と違って、キツネ色に炒める作業が要りません。ホワイトソースがダマになりにくいので楽チンです!」

ハンバーグのつなぎ

村井「小麦粉と同様、米粉もハンバーグのつなぎとして使えます。とってもヘルシー♪」

ジャガイモのニョッキ

村井「米粉、マッシュホテト、塩少々、水を耳たぶくらいのやわらかさに丸め、真ん中をへこませて、沸騰したお湯でゆでれば、簡単ニョッキに!」

韓国チヂミ

「韓国チヂミ」(右下)(村井さん作)

村井「米粉で作るチヂミは、パリッとした食感が味わえて新鮮ですよ」

餃子の皮

村井「米粉、片栗粉、水、塩、油を混ぜて作ります。薄く伸ばしてもひび割れせず、生地がもちもちに仕上がります!」

米粉は、身近な料理に使うこともできるのですね。他にも小麦粉を使うときなどに米粉を使ってみるのもいいかもしれません。

もちろん子どものおやつとして米粉パンケーキやスイーツなどを作ってあげるのも良さそうです。

米粉、ぜひ上手に取り入れましょう!

【取材協力】村井 公美さん
金沢米粉料理ラボ「 SOMA 」主宰
米粉料理研究家 / 石川県初の米粉マイスター / 野菜ソムリエ / フードコーディネーター / 元小学校教師

子どもの重度の小麦アレルギーがきっかけで、何にでも小麦が使われていることに大変な思いをしてきました。そんな時、当時住んでいたトロントのお店に並ぶグルテンフリーコーナーを知りました。

特に小麦を摂取しなくても、家に小麦粉を置かなくてもいろんな料理が楽しめるようになり食材のストレスが解消され始めました。

この米粉料理を一人でも多くの方に体験していただきたいと思い、料理教室の開催をはじめ、米粉カフェ、商品開発にも取り組む、米粉料理ラボ「SOMA ソーマ」を立ち上げました。