絶品!? セミはエビみたいな味がするらしい…
―― 開催の経緯を教えてください
昆虫食の面白さ、美味しさをより多くの人に伝えるためにイベントを企画しました。
―― 今回が6回目となりますが、初回と比べて何か変化はありますか?
昆虫食に対する偏見が前より無くなったと感じています。メディアでも取り上げて頂くことが多くなりました。
―― 「昆虫食」初心者におすすめの虫や調理方法はありますか?
おすすめの虫は「ジャイアントミールワーム」と「コオロギ」です。実はとても入手しやすく、癖もなく食べやすいです。
天然のものですと「セミの幼虫」がおすすめです。夏季限定ですが、つかまえるのも楽しいですし、何より美味しいです。食感や味はエビにそっくりで、僕らは「セミ燻(セミの燻製)」「セミフライ(セミのフライ)」「セミチリ(セミのチリソース和え)」などの料理で美味しく頂いてます。
希少価値あり! 滅多にお目にかかれない“虫寿司”登場
―― これまでに提供された料理や、昆虫料理コンテストで印象に残っているレシピがあれば教えてください。
衝撃だったのは他でもなく「虫寿司」ですね。内山さんとの付き合いも6年位になるんですけど、写真でしか見たことがないんですよ(笑)。味の想像はまずつかないんですけど、とにかくビジュアルがすごい。実はこれ、今回の虫フェスで登場予定です!
<今回の昆虫料理コンテストのルール>
・虫は必ず加熱調理したものを使用
・応募者のオリジナルレシピ
・材料(虫)を採取する場合は、採取していい場所かどうかを確認。
(昆虫類の持ち出しを禁止している公園もあります。里山などを荒らすことも注意しましょう)
・何レシピでも応募可。
・蜘蛛などは「昆虫」ではないが、広義の虫として使用可
◆使用禁止の虫
未同定の虫、図鑑に「毒がある」と記載のある虫(例:ツチハンミョウ類)
◆その他
はじめての食材を試食するときには、他の食材と同様に、昆虫にもアレルギーのリスクがあることを理解し、自己責任で食べてください(甲殻類アレルギーのあるかたは、ご参加いただけません)
虫なら何でもよい、というわけではなく、きちんとしたルールがあるようだ。