ツイッターのフォロワーは46万人超え、著作は累計で50万部突破という、大人気男性保育士の「てぃ先生」。
メディアを通じてすっかり有名になった今も、保育士の現場の仕事を続けながら、子育ての楽しさや子どもとの向き合い方などを発信し続けています。
てぃ先生の新刊、保育園の子どもたちの最強にかわいい66ものエピソードが詰まった『保育士てぃ先生のつぶやき日誌 きょう、ほいくえんでね・・・!!』が、発売になりました。
てぃ先生の保育士歴は11年。子育て環境がもっとハッピーなものになったらいいな、といつも考えているそうです。
そのためには、まずは子どものまわりにいる大人がハッピーになってほしい、とてぃ先生。
今の日本の子育ての環境は、大人に犠牲を強いるのが当然のような風潮がありますが、果たしてそうやって育てられた子どもは本当に幸せなのでしょうか?
子どもは、「子どものために」と眉間にシワを寄せた大人よりも、自分自身のことも大事にしている笑顔の大人の方が好きなもの。
この本のエピソードにくすっと笑えたら、少しだけ忙しい毎日のなかに余裕がうまれるかもしれません。そして、身近にいる我が子を見る目も変わってくるかも?
きっと皆さんのお子さんも、てぃ先生の保育園の子どもたちに負けないくらい、ステキでかわいいことをたくさん言っているかもしれませんよ。
かわいい自己肯定感
てぃ先生のお昼寝テクニック「トントン」は大人気で、保育園のお昼寝の時間には毎回「トントン」の奪い合いが発生するのだとか。
トントンしてもらってだんだん眠くなってきた4歳のれん君のエピソードです。
れん「ぼく、もうすぐねるんだけどさ・・・、ねたらおかおみてね」
てぃ先生「お顔? わかった」
れん「ぼく、ねたかおがかわいいんだよ」『保育士てぃ先生のつぶやき日誌 きょう、ほいくえんでね・・・!!』(てぃ先生著・マガジンハウス刊)
普段からおうちで、寝た顔がかわいいって言われているんでしょうね。もうすでにかわいい! とてぃ先生も脱帽です。
自分の知っていることは教えてあげたい
てぃ先生が園のトイレに入っていたら、扉の向こうから3歳のかい君が、「せんせい、うんちするの?」って聞いてきたそうです。そこで、てぃ先生が「するよ~」と答えたときのかい君。
「うんち出たら、せんせいよんで、おしりふいてもらいなね~!」『保育士てぃ先生のつぶやき日誌 きょう、ほいくえんでね・・・!!』(てぃ先生著・マガジンハウス刊)
てぃ先生くらい人気だと、どんな行動も、子どもは気になって仕方ないんですね。
うんちをしている? ということはおしりをふかなきゃいけないな、そのためには・・・とかい君は考えたのでしょうね。なんとかわいい。
家庭でも、ママやパパに、子どもが自慢そうに自分の知っていることを教えてあげる姿が見られると思います。そんな時に、素で返すのではなく、「そうだよねー、よくわかってるねー」と答えてあげる余裕があるといいですね。