韓国も漫画を原作にした作品がいっぱい! WEBコミックはドラマや映画の宝庫de賞

「あのドラマ(映画)、マンガが原作なんだって」という会話は、今や日本だけでなく韓国でも日常茶飯事。ただし、ちょっと違うのは、そのすべてがインターネット上に発表されるWEBコミック(韓国では『WEB』と『Cartoon(マンガ)』を合わせた造語ウェブトゥーンと呼ばれることが多い)だということだろう。

これまでもチャン・グンソク主演の『メリは外泊中』やベテラン俳優が共演した感動映画『拝啓、愛しています』など、様々なWEBコミックが映像化されてきたが、昨年から今年にかけては韓国の今をリアルに描く社会派の秀作が続々登場。新たな流れを作り出している。

なかでもおススメの作品をベスト3形式で発表!

3位 …『錐』(きり)

外資系の大型スーパーを舞台に、突然、リストラを宣告された非正規職員たちの闘いを描くチェ・ギュソクの同名マンガをドラマ化。

不正を目にすると黙っていられない中間管理職を主人公に、労働組合への加入や、スト、会社側と働き手たちの駆け引きといった、これまでドラマではあまり取り上げられることのなかったテーマに正面から向き合っている。

甘い雰囲気を封印して主人公になりきったチ・ヒョヌをはじめとする登場人物たち、「一コマ単位」で忠実に再現された映像など、原作とのシンクロ率の高さも話題となった。若手社員役で、SUPER JUNIORのイェソンも出演。同じテーマの映画『明日へ』にも出演している俳優たちが顔を見せているのもおもしろい。

★YouTubeで『錐』の予告映像&ハイライトを観る

「韓流ぴあ」更新情報が受け取れます