韓国作品には欠かせない! でも… 財閥の御曹司はやっかいde賞
韓国ドラマを見ていると、「そんなにいるの?」と思ってしまうほど高確率で登場するのが“財閥の御曹司”。これまでは「不幸なヒロインの前に現れる白馬の王子様」的キャラが多かったが、今年は「こいつ、どうなの?」と言いたくなるような“困った坊ちゃん”たちが目立った。モデルとなる人物にはこと欠かないだけに、こうした傾向はまだまだ続きそうだ。
今年、話題となった作品に登場した特にやっかいな3人をベスト3形式で発表!
3位…『上流社会』のユ・チャンス (パク・ヒョンシク)
『上流社会』©SBS ユ・チャンスことパク・ヒョンシクは写真左からふたりめ
財閥企業グループの一角を担う百貨店の本部長(←若き御曹司の定番ポジション!)。兄とのライバル関係の中で、結果を出さなければならない立場にいるものの、仕事にはそれほど熱心ではなく、きままな毎日。「愛と結婚は別」という信念の持ち主で、親に言われた見合いの席にも出ていくが、プライドが高く、失礼な態度をとられれば、平気な顔で相手に飲み物を頭からかけてしまったりもする。母親に溺愛され、「自分が一番なのは当然」と思っているので、部下でもある親友がわざと彼を立てていることにも気づかない。そんな彼が、貧しいながらも堂々としたアルバイト女性に恋して戸惑いながらも愛を深めていくのが、このドラマの見どころ。
ZE:Aのヒョンシクが前作『家族なのにどうして~ボクらの恋日記~』とは、性格も見た目もまったく違う末っ子を演じている。
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