アイドルとして、演技者としてスポットを浴びる“演技ドル”。それはもはや褒め言葉かも……
ただの演技ドルとは言わせないde賞
【「演技ドル」ベスト3! ~酒井美絵子 編】
歌手でありながら、俳優としても存在感を見せつける“演技ドル”たち。今年も、そんな演技ドルたちが大活躍。今年、特にきらりと光った演技ドルたちを、今後さらなる活躍が期待される順に勝手にランク付け!
3位 …パク・ヒョンシク
ZE:Aのパク・ヒョンシク。軍隊体験バラエティ番組『チンチャサナイ』でお茶の間に名を広め、『ナイン~9回の時間旅行』『相続者たち』『家族なのにどうして~ボクらの恋日記~』などに出演し俳優としてもキャリアを積んできた彼は、今年、『上流社会』で御曹司役に初挑戦。「遊んでなよ。お金ならあげるから」「結婚できないけど恋愛だけならいいだろ?」と、実際にそんなこと言うヤツ御免! というような、ウザ目のセリフも躊躇なくバシバシと決め、ツンデレ(ツン多め)っぷりを見せました。
育ちの良さを感じさせる出で立ちとルックスを生かした役柄が多かったですが、今後は粗悪な役にもぜひ挑戦していただきたい! という希望を込めて、3位を贈呈します!
放送&発売情報
★『上流社会』は2016年1月22日(金)よりKNTVにて毎週月~金曜 午前10時50分~正午
★『家族なのにどうして~ボクらの恋日記~』DVD-SET1~4発売中、セット5は2016年1月5日(火)発売! 公式サイトはこちら
2位 …D.O.(EXO)
2位は、EXOのボーカルD.O.(ディオ)ことド・ギョンス。普段は平凡でおとなしい(十分イケメンですが)好青年といった印象の彼ですが、演技になるとキラキラ光る逸材に。言うなれば漫画『ガラスの仮面』のマヤ!
『大丈夫、愛だ』の謎の高校生役も素晴らしかったですが、今年出演した『君を憶えてる』の殺人鬼役の怪演には、彼のポテンシャルを感じさせられました。何を考えているのか読み取れない無感情の瞳、淡々とした口調、目的を遂げるときの非情で残酷な姿。その一つひとつの要素に背中がゾクっ。
一方、ウェブドラマ『お隣さんはEXO』では、甘くて優しいトップアイドルをほんわかと演技しています。視聴者を作品に引き込む力と演技の振り幅の大きさは、演技ドルの中でもピカイチ。今後も骨太な役に期待♪
★『大丈夫、愛だ』DVD-SET1&2発売中! 公式サイトはこちら
2位 …ジュノ(2PM)
同率2位には2PMのジュノ! ソロアーティストとしても活躍する彼は、演技ドル界のダークホースとも言える存在。これまで演技経験がなかったのではありませんが、今年に入ってその才能が開花! 初主演映画『二十歳』で、盛りのついた&妄想全開のイマドキ男子を自然体に好演したのに続き、カンヌ受賞女優チョン・ドヨンの推薦で、映画『侠女:刀の記憶』に出演。そして、ついには『魔王』『復活』のパク・チャンホン監督からラブコール! 来年3月スタートのドラマ『記憶』に出演が決まっています。彼の魅力は、作品の中で目立ちすぎず、だからといって地味すぎない、絶妙な立ち位置を保てること。これって結構難しかったりするのですが、ジュノはあの癒し系の顔で(?)難なくやってのけてしまうのです。大物に一緒に仕事がしたいと思わせるジュノ。ただものではありません。
★『二十歳』2015年11月28日(土)より、シネマート新宿 シネマート心斎橋ほか全国ロードショー
配給:NBCユニバーサル・エンターテイメント
配給協力:アーク・フィルムズ
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