片付けやすい“指定席”の作り方
1)入れる場所を決める
“片付ける=元の位置に戻す・指定席に戻す”ことです。
帰宅後、郵便ポストにどっさり届いたダイレクトメールや子どもが学校から持ち帰った手紙類。
「後で整理しよう」とその辺に置いたら、そこに新しい置き場所が出来てしまいます。そして次第に紙の山となります。ポストから取り出したらいらないDMは直ぐにドンドンゴミ箱へ捨てましょう。そして、必要なものはその辺に仮置きしないで、安住の地である指定席に入れてやりましょう。
このようにそれぞれの引き出しを指定席にして仕分けします。
・上の子の学校からの手紙類
・下の子の幼稚園からの手紙類
・レシート、クレジットカード控え
・化粧品・食料品のパンフレット
・医療領収書
こうすれば探す時もその引き出しだけ探すだけで済みます。
「あれはどこにしまったかしら?」とイライラすることもなくなります。
そこでオススメしたいのは、収納に便利な無印良品の横型のA4のボックスです。一段一段、ばら売りもしていますので各家庭で必要な数用意できます。但し、縦向きに入れるケースもありますが、入れにくいので横向きにいれるケースがよいです。
2)侵入物を防ぐ
メールマガジンも配信解除しないとどんどん増えてしまい、大事なメールを見落とすことになります。だから“迷惑なメルマガ”は配信解除しますよね。
これと同じで、必要のないDMや通信販売のカタログ類は不要な物です。一度購入したからと顧客情報に載っているのでずっと送られてきます。中には10年間くらいしつこく投函されるものもあります。「これからは送付をストップしてください」とひと手間かかりますが電話をして断りましょう。ゴミが増えるだけなので元から断つのです。
3)カバンは指定席を決めやすいものに
私はキプリングのこの型のカバンを使っています。指定席が細かく決められる便利なバックです。
たとえば、パスモやスイカなど、すぐに使うカード類は外側へ。カバンの奥底に隠れてしまいがちな鍵類は、鍵のホックをカバンの内側につなぐことで紛失を防げます。
つまり、入れる場所を決めるときは自分の手の動きの“導線”を考えて一番取り易い位置を決定するのです。すると、ちょっとした無駄な動きも減らせますし、目 をつむっていても必要なものを取り出すことができます。