自分の過去の自慢話を出すパパ

「ねえ、パパ!プールで顔を水に付けられるようになったよ!」と誇らしげに言ってきた我が子。

「調子に乗ってしまったら大変だ」「うぬぼれさせてはいけない」「天狗にしてはならない」と考えて「俺なんかお前の年齢の頃は25メートルも泳げたぞ!」と言ってしまったお父さん。

子どもは「もう、パパに話をするのは止めよう」と思いました。ここで自分の過去の自慢話を子どもにしても意味がありませんね。

他人軸の子育て方針を優先するのは?

「あなたのご家庭の教育方針はなんですか?」と質問すると「人に迷惑をかけない子に育てること」と返ってくることが多くあります。でも、これはある意味“他人軸”です。

それよりも生まれてから数年しか経っていない幼児なのです。

幼児期はまず“自分が大切されている”という経験をたくさん積ませましょう。それには親がまず我が子のことを認めてやりましょう。それをおろそかにしてしまうと、自信を失い

「自分はダメ人間」と思うようになってしまいます。

年長さんくらいになれば誰かが話をしている時に割り込んではいけないルールを教える必要はありますが、まだ3~4歳の子どもには受け入れてやることです。こうすることで他人を認める姿勢が自然についていきますよ。