いよいよ、珍怪魚料理を食します!

本日のメニューは以下の通り。

<珍怪魚メニュー>
・あかまんぼうのタルタルサラダ
・あかまんぼうのムニエル~香味野菜ソース~
・ウツボのタタキ 焦がしネギ仕立て
・げほうの煮つけ
・ヤガラの刺身
・オキギスとネギのアリオオーリオ
・あぶらぼうず鍋
・あぶらぼうず岩塩兜焼き
・モウカザメのオーブン焼き~ローズマリーとレモン風味~

和洋の幅広い調理で珍怪魚をいただきます。

ビュッフェコーナーに並べられた珍怪魚料理。パッと見はいたって普通の料理。これだけだと、どの魚を使ったのか全然分かりません。どんな魚が使われているのか当てる楽しみもありますが、料理前の魚の写真や、メニューのプレートがあると分かりやすいかもしれませんね、ただ、ウツボは尾頭付きで盛り付けられていたので、ばっちり分かりました。

<お味の感想>
・アカマンボウのタルタル・・・見た目も味もシーチキンのよう。
・ウツボのタタキ・・・身は真っ白。小骨があるものの、身は真っ白でぷりぷり。弾力がすごい!
・モウカザメ…カジキマグロ風のさっぱりとした味わい。そういえば、地元で食べた煮つけもこんな触感でした。あの時はカジキと思い込んでいた……。
・アカヤガラ刺身・・・ものすごく淡泊であっさりした味わい。コイのあらいに触感が似ているかも?
・アブラボウズの兜焼き・・・顔が怖い! けれど、脂たっぷりで美味しい。

白身の魚ばかりだったので、クセやニオイもなく美味しかったです! どの珍怪魚も見た目から想像もつかないおいしさ。ただ、かなり早い段階でお腹がいっぱいになってしまいました。身に脂が多い魚が多いからなのか、調理前の姿のインパクトが少なからず影響しているのかは謎です。

さかな芸人によるさかなネタの披露。とことん魚を堪能します。

食事の合間にハットリさんによるネタ披露。曲の歌詞を、すべて魚の名前や魚の豆知識に置き換えて歌うというもの。

MONGOL800 「小さな恋のうた」  、大黒摩季「ら・ら・ら」などなど、ヒットソングにのせて畳みかけられる魚の名前!  スケッチブックを瞬時にめくる技にも注目です。どれも有名な曲ですし、魚の名前や生態がすんなり頭に入ってきますね。

お魚クイズも行われました。すべて解けると豪華なプレゼントがもらえます。トビウオが飛べる距離、サメに二つある身体の器官、実際にいる変な名前の魚、などマニアックな問題が出題されました。4択とはいえかなりの難易度で、全問正解者はたった一名!

気になる優勝賞品は「ワラスボ」。別名海のエイリアン!! ぬめっとしていて、鋭い歯がたくさんついた大きな口があって、かなり気持ち悪い&怖いです……。後日自宅に郵送してもらえるそうですが、どうしたらいいの、これ……。ちなみに、干物にすると美味しいそうです。

これまで見たことも、食べたことのない魚を食べつくす前代未聞のイベント。見た目は怖くてグロテスクな珍怪魚ですが、その美味しさに驚きました! 見て、食べて楽しめる 、珍怪魚グルメのブームがやってくるかもしれませんね。

取材/篠崎夏美

日本中、そして世界の“面白いイベント”情報を探し出し、紹介することに拘るWebサイト『イベニア』。規模の大小を問わず、斬新な企画のイベント、思わず人におススメしたくなるイベント、とにかく変なイベントなどの情報が満載。