イベント出演者が語る「こども食堂」の重要性
今回のイベントは金子さんがご友人でもあり、また大ファンでもある、オオタスセリさんのコント&弾き語りと清水きよしさんのパントマイムで構成されていました。
日頃、下北沢の劇場などで公演しているスセリさんはブラックユーモア溢れるコントと弾き語りを披露する一方で、「こども食堂」をテーマにしたメッセージ性の強い歌も歌います。
来年で芸歴50年を迎える清水さんは「いつまでも子どもを演じられることが夢」と「ひまわり」や「秋の日の思い出」など、誰もが童心に返るようなパントマイムで会場を魅了しました。
演目が終了し、最後の挨拶の場で出演者のお2人はこのように話していました。
オオタスセリさん:「金子さんも仰るように、こども食堂なんてない世の中であればいいけど、今お腹をすかせている子どもたちは助けなくてはいけない」
清水きよしさん:「子どもにはいつまでも世界に憧れを持っていて欲しい。だから『食べられない』なんてあってはいけないと思う」
大盛況のうちに終了した「ねりまこども食堂支援イベント」、この日の収益は全て、「ねりまこども食堂」の運営に回されることになります。
今後も「ねりまこども食堂」を始めとする、全国のこども食堂が順調に運営できればよいな、という想いのもと、会場をあとにしました。
まとめ
昨年5月に「ねりまこども食堂」にお伺いしたときから、金子さんは「2016年にはイベントを開催して、その収益を運営費に充てたい」と話していました。
それがこんなに早く実現するとは驚きでしたが、「ブームを一過性のものにしてはいけない」という強い意志を感じるイベントでした。
出演者の方々も、ボランティアやスタッフも、来場していたお客さんも、そんな金子さんの誠実な人柄に引き寄せられているのだなと確信できました。
今後も「ねりまこども食堂」は毎月2回ずつ開催予定。これからも、1人でも多くのお子さんと、そのご家族が救われるために、私たちも力添えできればと思います。