マラソンブームを背景に、各地で新しいマラソン大会が開催されています。そんな中、鹿児島県でも「鹿児島マラソン2016」が初開催され、大勢のランナーがその地を訪れました。
初めての開催といえば、コースや運営なども気になるところ。どんな大会だったのか、出走レポートでご紹介しましょう。
スムーズに進む受付&EXPO
1万人の参加者が集まるということで、受付やEXPOは混雑を予想していました。受付である中央公民館には前日夕方に到着。鹿児島市電・朝日通駅が最寄りですが、車で訪れる人も少なくありません。会場には分かりやすく案内が掲示されているので、迷わず進めました。
入口の時点でなんとなく感じていましたが、受付がもの凄く空いています。スタッフの人数が心なしか少なく思えますが、それでも十分。他の時間帯は分かりませんが、待つことなくすぐに受付を完了できました。
参加賞のTシャツはEXPO内で交換となるため、受付後はすぐ前にあるEXPO会場へ。こちらはランナーやその家族、あるいは地元の方々などで賑わっていました。しかしスペースが広いため、歩きまわるのはスムーズです。
野外のEXPOは天気が重要ですが、この日は晴天。大会当日にこの天気なら最高なのですが、あとは本番を待つばかり。付近には宿泊施設が多く、受付会場から歩いて宿泊先へと移動する方も見られました。スタート地点は、少し離れた『ドルフィンポート』となります。
緊張感に包まれてスタート
スタートは8:30。空は雲がかっており、半袖だと少し肌寒く感じます。天気予報では雨も予想されており、中には雨合羽を着用する方も。ランナーはゼッケンに記載されたブロック地点へと向かいます。
スタート地点のドルフィンポート付近には、給水所が設けられていました。広いスペースがあるのでストレッチや軽いウォーミングアップを行う人も見られ、緊張感が伝わってきます。事前給水があれば、ペットボトルなど持ち歩かずに済むので有り難いのではないでしょうか。
そして号砲と共にスタート!
スタート地点の周囲には、とてもたくさんの方々が応援に駆けつけてくださっていました。空は曇っていますが、雨は降っていません。むしろ、走りやすい気候です。
初開催ですから、地元ランナーを除いては誰もが「どんなコースなのか」とワクワクしていたことでしょう。コースからは桜島も見られるということで、その景色も楽しみ。それでは、実際のコースの模様をご覧ください。