すぐに成長して、サイズが合わなくなってしまう子供。

スキー用具は、スキー場でレンタルするのがいいの? 中古品の購入がいいの? シーズンレンタルがいいの?

各メリットとデメリットや注意点、スキーに行く頻度ごとのおすすめの方法を、子連れで全国のスキー場を取材して回るライターが、完全解説します。

1. シーズンレンタル

スキープロショップ「Piste」のジュニアシーズンレンタル品(ベーシックフルセットレンタル)

メリット:滑れば滑るほどお得! 道具に慣れやすい

1シーズン5回以上はスキー場へ行くのが間違いないなら、シーズンレンタルが圧倒的におすすめです。

スキー場取材で全国を駆け回る我が家では、スキープロショップ「ピステ」のワンシーズンジュニアスキーレンタルプログラム「Piste Ski KOZOU」を利用しています。

料金はなんと、スキー・ビンディング・ブーツ・ストックの4点セットが、1シーズン9,000円+宅配用オールインワンケース1,000円で、トータルたったの1万円!!(いずれも税抜)

スキー場でのレンタルの場合、おおむね1日2,000円〜3,000円ですので、滑れば滑るほどお得になります。

また、常に同じ道具を使用できるので、特に低年齢の子供にとって意外と難関となる着脱も、徐々に慣れ、シーズンが進むほどにスムーズになっていきます。

信頼できるショップであれば、レンタル品のクオリティも文句なく、滑りも安定します。

1シーズンは、どんなに長くても半年、多くは3〜4ヶ月程度かと思いますので、いかに成長期の子供と言えども、サイズが合わなくなってしまう心配はほぼありません。

デビューしたてのビギナーを除けば、ほとんどの場合で、シーズンレンタルが最高の選択肢と言って、過言ではないはずです。

デメリット:保管場所が必要、持ち運びが手間

スキープロショップ「ピステ」ワンシーズンジュニアスキーレンタルプログラム「Piste Ski KOZOU」

強いて言えば、自宅に置いておくことになるため、保管場所が必要になります。

もちろん、自宅からスキー場まで、持ち運ぶ手間も発生します。

子連れスキーはただでさえ荷物が増えがちなので、電車でのアクセスでは、事前配送など工夫が必要になるかもしれません。

また、シーズンが終わったら、宅配便またはショップまで持っていって、返却をしなければない点も、当然ではありますが留意しておきましょう。

シーズンレンタルはこんな人におすすめ

  • 1シーズン5日間以上、スキー場へ行く
  • 自宅にスキー用具一式の保管スペースがある
  • スキー場までスキー用具を持っていける