昨年41位から6位と大きく飛躍した街は今注目される関東のあの街!

今回のランキングで最も注目すべき街は大阪市と同じ順位で6位にランクインした街です。昨年は41位と全く注目されていなかった街ですが、今年は大きく飛躍してなんとベスト10入りの6位に。

少し前までは「田舎」で「あまりパッとしない」というイメージが強かった街でしたが、近年は交通のアクセスの良さや子育て環境の良さ、大型ショッピングセンターがたくさんできて便利になったことから住環境が良くなり注目されるようになりました。

その街とは埼玉県の「さいたま市」です。

どれほど住環境が良いかということは、実際に住んでいる住民に聞いてみることが一番ですが、さいたま市民の意識調査でも、実に84.2%の市民が「住みやすい」と回答しています。このことからも、さいたま市は市民の満足度が高いことが伺えますね。

特に子育て世代に支持されているようですが、その理由は「さいたま子育てWEB」で様々な子育て支援情報を発信していたり、「子育てタクシー」や「ヘルパー派遣」などの制度が子育て世代の味方となっているからでしょう。

その他にもまだまだ手厚い制度はありますが、41位から6位へ急上昇したということは、さいたま市の並々ならぬ努力が伺えます。

このように、住みたい街ランキングは、それぞれの街が取り組んできた事業の成果が反映され、それが市の繁栄にもつながります。どこがいい街かは人によって違いますが、こういったランキング結果が多くの人にとって住まい探しの参考になることでしょう。

今後も多くの市が競い合い、1つでも多くの市が子育て世代にとって住みよい街になると良いですね。

<参照>全国住みたい街ランキング

ライター。不動産会社に10年ほど在籍し、賃貸営業、賃貸事務、売買仲介、売買仲介事務、不動産管理営業、不動産管理事務など幅広く経験。現在も不動産会社で勤務しており、おもに賃貸仲介をメインで活動中。好きな言葉は、「根拠のない自信はおおいに結構。それを裏づける努力をするべし」。二児の母でもある。