ソウル食堂
焼肉の本場・韓国の伝統の味を堪能
サムギョプサル 3000円(税別)
サンチュやエゴマ、青唐辛子など薬味が盛りだくさん。肉は切って提供されるため食べやすい。
焼肉贅沢セットB 5800円(税別)
焼肉は炭火の七輪を使用。厳選和牛の上タン、上カルビ、上ロース、上ハラミなどがセットに。
主な客層 30~50代男女
エプロン あり
焼き方 炭火
野毛周辺には少し足を延ばしても訪ねたい焼肉・ホルモンの名店が多い。その一つが日ノ出町駅に近い「ソウル食堂」だ。焼肉の本場・韓国出身のオーナーが営む店で、黒毛和牛の焼肉と韓国料理が楽しめる。なかでも生の状態で仕入れた鹿児島産豚肉を使い、豚肉の独特の甘みが堪能できる「サムギョプサル」は好評だ。
マスターの李潤稙さんは「炒め物など家庭料理も人気です。お腹いっぱい味わってください」と語る。日本とは趣を異にする、韓国伝統の肉食文化を満喫しよう。
横浜市中区福富町西通48新福富ビル107 045(263)2407 17:00~翌5:00 無休 30席 喫煙可 カード可 予約可 目安3000~4000円 京急線日ノ出町駅より徒歩約3分
がま親分
懐かしい昭和の面影と旨い肉 二つの妙味を五感で味わう
辛口ホルモン 700円(税別)
真赤な色合いが食欲をそそるホルモン。辛味の効いた味はリピーターになることうけあい。
カシラ梅肉 500円(税別)
梅肉の効果でさっぱりとした味わいが楽しめる。ホルモン初心者の女性におススメ。
主な客層 30~50代、男性が多い
エプロン なし
焼き方 炭火
日ノ出町駅近くでもう1軒訪ねたいのが「がま親分」。開店して約30年、野毛周辺のみならず、横浜のホルモン焼きでは元祖的存在といわれている。この店でまず味わうべきは、時の刻みを感じさせる店の雰囲気だ。木の風合いも心地よいコの字のカウンター。煤けた壁に残る、いつ貼られたのか定かでない品書き。郷愁誘う昭和の面影が色濃く残る。
「ウチの肉? ほかとそんなに変わんないよ」と店長の落合昭博さんは笑うが、ピリリと辛い「辛口ホルモン」や、梅肉で和えた「カシラ梅肉」など、なかなかに独創的なメニューが揃う。今どきの排煙設備などないテーブルに七輪を置き、もうもうと立ち込める煙の中で食べるホルモン焼きの味は、格別なことこの上ない。
肉の旨さを五感で味わう。そんな表現も決して大仰ではない、肉好きならば一度は訪ねてみたい店である。
横浜市中区日ノ出町1-102 045(251)9102 17:00~24:00、土曜16:00~24:00、日曜15:00~24:00 無休 30席 喫煙可 カード不可 予約可 目安2000~3000円 京急線日ノ出町駅より徒歩約1分