3: 人として信用できる

「綺麗事を言う人も多いなか、妻は本音で生きている人だなと感じました。

心にもないことは言わないし、お世辞なんて絶対に口にしません。自分が思ったことだけを発する人なので、僕に嘘をついたり、騙したりすることはないなという安心感がありました。

たとえば浮気とか不倫はまずしないでしょう。一方で、とても正直な人だからこそ、気持ちが離れたときは関係性が終わる……そんないい意味での緊張感もあります」(36歳/金融)

「人間的に信用できるかどうか」は、結婚を決める重要な基準になります。

家は安らぎの場。そこで信用できない人と暮らすのは無理でしょう。

全面的に信じることができて、味方になってくれる。相手からそんな要素が見えたとき「結婚したい」気持ちが湧き上がるのです。

4: 価値観の一致

「働き方とか金銭感覚とか親や兄弟姉妹との付き合いとか、いろんな価値観が奥さんと重なっていたんです。

たとえば、働き方やペースは変えるかもしれないけど、元気な間はずっと仕事を続けたいとか、形あるものより思い出みたいな形のないものにお金を使いたいとか、親族との付き合いはあっさりめがいいとか、かなり近いものがあったんですよね。

価値観がズレていない、というのは一緒に生きていく上で大事だと思っています」(28歳/研究職)

家族というチームになったとき、価値観があまりにも違いすぎると、共に生きていくのがしんどくなります。

とくに生き方や人間関係など、人生に欠かせない部分でふたりの間に大きな差があると、すれ違いが生まれやすくなるかも。

価値観が一致していること、あるいはすり合わせて近づけていけることは、結婚の決め手のひとつになるのです。

結婚の決め手となるポイントは人それぞれ。

しかし、ベースにあるのは「この人と一緒に生きていきたい」という思いです。彼にそう感じさせたら結婚へとステップを進めていけるはず!