2016年6月30日(木)にローカットモデルも登場した、ナイキの新シューズ『ナイキ ルナエピック フライニット』。その前日に駒沢オリンピック公園総合運動場で開催された新商品発表会では、商品説明やトークセッションに加え、実際にシューズを履いて走るランニングセッションも行われました。

先端技術の結晶『ナイキ ルナエピック フライニット』

『ナイキ ルナエピック フライニット』を初めて見た人は、まずその斬新なデザインに目を奪われるのではないでしょうか。カラフルで丁寧に編み込まれたアッパーに厚めのソール。さらにミッドカットモデルは足首までを包み込む設計で、一見するとランニングシューズとは思えません。しかしそこには、ナイキの最先端技術が詰め込まれていました。

伸縮性のあるアッパーはどのような脚にもフィット。実際、トークセッションに登壇した服部弾馬選手(東洋大学)も「幅広の足にもフィットしてくれる」と評価していました。さらにソールはクッション性に優れ、長距離のランニングに適した構造となっているようです。

特徴的なのがアウトソール。丸い幾何学的なピストンが全部で5つ。これらはそれぞれ個別に動くため、ランナーによって異なる着地位置に適応します。トークセッションではリオ五輪代表の大迫傑選手から「着地した瞬間から前へ進む際に、足が乗りやすい」というコメントも。着地からの重心移動がスムーズに行われ、効率的な走りが実現できそうです。

当日は藤森安奈選手(青山学院大学)もトークセッションに参加。女性目線から「可愛くて普段から履けるデザイン」というコメントもありました。最近ではランニングシューズもファッション性の高いものが増えていますが、この『ナイキ ルナエピック フライニット』はその筆頭と言えるかもしれません。ローカットモデルが登場したことで好みに合わせたチョイスができることも、「ランニングでもオシャレでありたい」と望む方にとって大きなメリットではないでしょうか。