赤ちゃんの泣き声に過敏になり過ぎた

当たり前ですが、赤ちゃんは言葉を話すことができません。

そのためお腹が空いたり、オムツが濡れて不快だったり、ママを呼びたい時などは泣くしかありませんが、それを「泣かせてはいけない」と言わんばかりに、泣くとすぐに反応して駈け寄ったり、泣く前に先読みして泣かせないようにするママは少なくありません。

「赤ちゃんは泣くのが仕事」という言葉を耳にしたことがある人は多いかもしれませんが、赤ちゃんが泣くことはごく自然なことです。少しくらい泣いても「ちょっと待ってね~」と言いながらコミュニケーションを取っていけば良いこと。

泣きじゃくっているのに放置するのは良くありませんが、育児を楽にするポイントは赤ちゃんの泣き声に過敏になり過ぎないことのようです。

「ダメ」を連呼し過ぎた

子どもが危険な行動をしようとした時に「ダメ!」は正解ですが、大人の都合で何でもかんでも「ダメ」といって、子どもの行動を抑制してしまうのは考えものです。

連呼すると、子どもの好奇心や冒険心が奪われてしまい、成長に影響が出る可能性が出てきます。

忙しいとつい口にしてしまい、後悔しているママは多いですが、「ダメ」と言わなくても済むように、最初から危険を取り除いて遊ばせたりするなどの工夫をすると良いようです。

自分を犠牲にし過ぎた

「子どもがいる以上、子どもを優先するのは当たり前」という考えが根底にあるママは多いと思いますが、その考えが育児にストレスを与えている可能性があります。

子どものために公園に連れて行ったり、児童館に連れて行くことを日課にするママもいますが、体調が悪いのに子どものことを最優先にするばかり頑張るママも少なくないのです。

ママだって1人の人間です。たまには「休みたい」「1人でリラックスしたい」と思うのは自然なことで、いくら可愛い我が子でも24時間365日ずっと一緒にいたらストレスになります。

自分を犠牲にし過ぎると、心も体も余裕がなくなり育児も楽しめなくなりますから、たまには一時預かりなどを利用して、ママがリフレッシュできる時間を意図的に作るようにしたいですね。

このように、先輩ママ達が「やり過ぎ育児」で後悔したことは沢山あります。育児に正解はありませんが、ストレスを溜めず楽しい育児を実現させるコツは、固定概念やこだわりを捨て、肩の力を抜きやり過ぎないことのようです。

頭では分かっていても実行するのは難しいかもしれませんが、頭の片隅に置きながら育児に臨むだけでも救われることはあるかもしれません。

プレママが育児を楽しみながら、子どもが元気で健やかに育つことを心より願っています。

ライター。不動産会社に10年ほど在籍し、賃貸営業、賃貸事務、売買仲介、売買仲介事務、不動産管理営業、不動産管理事務など幅広く経験。現在も不動産会社で勤務しており、おもに賃貸仲介をメインで活動中。好きな言葉は、「根拠のない自信はおおいに結構。それを裏づける努力をするべし」。二児の母でもある。