6. 忘れ物防止のつもりで、準備や片付けを親がやってしまう

おもちゃ箱から好きな玩具を出すことが出来る子どもであれば、園から帰宅後、園バックから汚れたタオルやお便り帳を自分で出すことはできます。それなのに、全部やってしまうタイプです。

園バックからの道具の出し入れ、登園前に必要なものを入れることは幼児でもできますよ。

いつまでも親がやっていると朝の戦争のような時間に追われるなか、ますますママは忙しくなります。子どもの自立のためにも、親が楽するためにも子どもにやらせてしまいましょう。

また、なんでも手を貸していると小学生になって筆箱をランドセルに入れ忘れ登校したとき担任から「忘れ物をしてはいけないよ」と注意されて、次のように反応してしまう子になってしまいます。

「だってママが筆箱、入れてくれなかったんだもん!」

まとめ

子どもをほっておいたら人間として育ちません。
「自主性に任せて」と自由放任主義で育ててしまうと野獣のようになってしまいます。

ですから、観葉植物のように十分な水や日光や肥料をやることは必要です。でも、後は見守るだけでいいんです。過度な世話を焼き与えすぎると枯れてしまいます。

教育熱心であることは良いことではありますが、子どもをいじくりまわして潰さないようにしましょうね。

子育てって「いつかお別れするその日のために」やっているんだと思います。まさに自立ですね。

「自立、自立」と頑張らせようと掃除、洗濯、料理など身の回りのことを全部やらせることはありませんが、着替え、歯磨き、お出かけ準備、持ち物管理や朝、自分で起きることなどは出来ることから一つずつやらせていきましょう。