2.外注の積極利用とその情報認知
菅瀬「最近では月1~2回家事の外注や平日の外食利用など『子どもと遊ぶ』以外は、随分人の手を借りるようになりました。
もともと必要以上に『自分がやるべき』と思うタイプでしたが、手一杯になった際は一度立ち止まり『アウトソーシングできるところはないか』と、少しずつハードルを下げながら取捨選択するようになりました。
さまざまなオプションを情報として認知することも大切だと思います」
3.目的意識
菅瀬「何のために働くのか?の軸がないと、何かあるたびに『これでよかったのか?』と迷いが生じると思います。きっとどの選択肢も正解なのですが、隣の芝生は青く見えるもの。常に目的に立ち返ることが大切だと思っています」
それぞれが幾重にも理由を重ねて選択した、正社員という道。中には、メリットしかないというママも。何をメリットと考えるかは人それぞれですが、正社員を選択するか迷っている方は、とても参考になったのではないでしょうか。
【取材協力】
綱木 麻美(つなき・あさみ)さん
大学卒業後、証券会社にて営業に従事。多くの顧客と関わる中で“人と環境”に関心を持ち、特に乳幼児期について学ぶためレッジョエミリア教育を行う保育園へ。2013年、次世代の育つ環境づくりに携わるため株式会社チェンジウェーブに参画。
菅瀬 百友子(すがせ・もとこ)さん
大学卒業後、地方公共団体に入庁。企業誘致や障が者施設の助成制度設計を行う他、民間企業に出向し法人営業に携わる。社会課題解決に携わる当事者でありたいとの思いから株式会社チェンジウェーブに入社。