『ウルトラマンメビウス』に出演した日高里菜

『ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った?』のヒロイン、玉置亜子役での好演など、新進気鋭の若手女性声優として注目を集める日高里菜さんも子どもの頃に特撮ヒーロー作品で顔出し出演の経験があります。

日高さんは、ウルトラシリーズの集大成的な作品であり、シリーズ40周年を記念して制作された『ウルトラマンメビウス』の第39話『無敵のママ』に出演をされています。

本エピソードは、地球を怪獣の脅威や侵略者の魔の手から守る防衛組織の食堂で働く女性職員を物語の軸に据えたシリーズでも異色のエピソード。主役となる肝っ玉母さん(演じるは、美保純さん!)の長女、タカコを演じているのが日高さんです。

どうやら、タカコちゃんは中学生のようで、劇中では日高さんの初々しいセーラー服姿も拝めます。声優ファン的には、何気にお宝映像ですよね。

『無敵のママ』は、「もしも、『ウルトラマン』の第一話でハヤタ隊員と融合したのが、正義のヒーロー、ウルトラマンではなく悪の宇宙人だったら……」という"if"を描いたセルフパロディ的な色合いが強い挿話です。

奇抜な演出も多く、『メビウス』の中でも特にコメディ色が強いエピソードですが、徹底的にコミカルで陽性ながらも真摯な家族愛を描くシナリオは、思わず胸にグッと込み上げてくるものがあります。

初々しい日高里菜さんの演技(とセーラー服姿)や美保純さんの熱演、そして、ハートフルな脚本と、これまた見どころが盛り沢山なエピソードですので、声優ファンの皆様も是非とも御覧ください。