バレエやダンス、ピアノといった子どもの習い事の発表会は、ママパパ達にとって、わが子の成長が見れる、貴重な機会ですよね。
しかしながら、女の子なら衣装を着させてはい、終わり!とはならないのは、大人の女性と同じ。衣装に合わせた髪とメイクを、子どもにしてあげなければならない事態に、困るママは決して少なくありません。
そこで、不器用ママでもできる超簡単キッズメイクを、ヘアメイクアーティストchihoさんがアドバイス。
まずは下準備から教えていただきましょう!
メイク前の事前準備
メイクをする子どもには、洗顔してもらいます。そして、洗顔後には、化粧水をつけてから乳液か保湿クリームを顔全体に塗り、リップクリームもしっかり塗っておきます。
ここまで終えたら、先に髪の毛をセットしておいてください。
なぜなら子どもはメイクに慣れてない為、無意識に顔を擦ってしまい、やり直しが必要になったり、顔をこすった手で、衣装や洋服を触って汚してしまったりするからです。
というわけで、先にメイクをしたところで、後にメイク直しをする必要性がかなり高くなることから、ヘアセットは先にしておきましょう(chihoさん)
キッズメイクのしかた(1)ベース
どの化粧品にも言えることとして、なるべく敏感肌用の刺激が少ないものを使ってください。子どもの皮膚は皮が薄く、バリア機能も弱いからです。
まずはベースメイク。子どもは肌が綺麗なので、ファンデーションは薄塗りでかまいません。
肌を擦らないように、優しく薄めに塗るようにしてください(chihoさん)
キッズメイクのしかた(2)アイメイク
続いてポイントメイクについてです。ひとつめは、アイメイク。
アイシャドウは、1色か2色使いのシンプルシャドウを使ってください。チップにとってつけた方が、一度でしっかり色が付きます。
但し、ブラシの刺激が苦手な子どもは結構多いので、チップか指の腹でつけてあげるとよいです。
また、目を閉じるのが苦手な子どもも多く、しかも子どもの目は小さくてグラデーションをつけても、目を開けると折り込まれてしまい目立たない事が多いので、割とハッキリとした明るい色が、子どもの顔にはよく映えます。
ちなみに、アイライナーは、子どもの瞼にガッツリ引いても、目を開くと中に折り込まれてしまい、あまり目立たない事も多いのです。そのため、アイライナーを引くなら目尻だけ引くようにしてください(chihoさん)
キッズメイクのしかた(3)チーク
チークは、明るいピンクやオレンジを使ってください。子どもの肌に良く映えて、元気な印象になります。
付け方は、にっこり笑ってもらって、一番頬の高い位置に、ブラシでふんわりつけてください。
もともと赤味のあるほっぺの子は、無理にチークを足そうとせず、それを活かすように薄づきにすると、自然な頬に見えます(chihoさん)