4.夫の話に強く熱心にあいづちを打つ

どんなに友人に恵まれている夫でも、仕事の愚痴や本音を腹を割って話せる相手は、妻をおいて他にはいないはず。

しかし、超多忙な時期は、夫がせっかく話をしていても、「ふんふん」と適当にあいづちを打って聞き流している妻も多いでしょう。

話すこと自体が夫のストレス発散になるので、適当にあいづちを打つだけでもムダではないとは思いますが、余裕があるときは、いつもより熱心に話に耳を傾け、あいづちも少しオーバーに打つよう心がけてみてください。

あいづちだけでは単調になるので、「へーえ」「そうなんだ」といった感嘆の言葉も織り交ぜつつ、ときおり質問をはさみます。話が途切れたら、「それで?」と先をうながすのが聞き上手の秘訣。

さらに、夫がハードな状況に追い込まれる場面では「えぇーっ!」と憤慨したり、「あり得ない!」と憤ってみせたりすると、常に妻は夫の味方で、支えたいと思っていることが伝わります。

5.誕生日じゃない日にプレゼントをあげる

誕生日やバレンタインデー、クリスマスなどのイベントは、プレゼントとともに愛情を伝えるチャンス。しかし子どもの成長とともに、夫へのプレゼント習慣はすたれてしまった…という家庭も少なくないのでは?

その場合は、特に誕生日でも何でもない普段の日に、夫が気に入っている文具や事務用品、コレクションしているグッズなどを「安かったから」「ついでに買った」とでも言ってさりげなく渡してみましょう。

たとえ安価なものでも、妻からもらうとうれしいものです。

6.イベント時には、印字カードを活用

もしイベント時に夫にプレゼントを贈る習慣がまだ残っているなら、ぜひカードを一枚添えることをおすすめします。

カードはあり合わせのものではなく、お店で「I love you」もしくは「I'll be with you forever(ずっといっしょにいるよ)」などと英語で甘いメッセージがプリントされたものをチョイス。

印字かつ英語なので恥ずかしさも薄く、「お店のサービスで付いてた」などと照れ隠しの言い訳もできます。しかし印字とはいえ、愛の言葉がつづられている以上、夫の記憶のどこかに必ず焼きつくはずです。

いかがでしたか? 「こんなことで伝わるの?」と思った人もいるかもしれませんが、ちょっとしたアプローチや心遣いで、夫婦の間に流れる空気は変わっていくものです。

夫婦の仲の良さは、家庭円満の一番のカギ。子育ての悩みや問題も、夫婦関係がしっかりしていれば、乗り越えられることが多々あります。

ちょっと最近、夫を放置ぎみかも…と感じる妻は、無理なくできることから、愛情を伝える努力をはじめてみませんか?

京都在住ライター。私大文学部を卒業し、会社勤めを経てフリーライターに。東京都内で活動した後に、京都市左京区に引っ越し出産。その後は京都で子育てをしながらライター業を続ける。インタビュー・取材記事をはじめ、カルチャー、ヘルスケア、生活などのジャンルで幅広く執筆。