【どうすればよいか】

もちろん、すべて子どもの言いなりになってしまうと、自制心が育たず我儘になります。こんなときは、何もかも禁止するのではなく、まず、子どもの願いを叶えてやりましょう。

  • 絵本だったら、キャラクター本を買ってやり、親が与えたい名作絵本も加える
  • 好きなキャラクターの服が季節外れでなければ願いを叶えてやる。TPOに合わなかったり、気温に合っていなかったりしたら何点か選択肢を示す
  • 子どものやりたい和太鼓をやらせる。そしてお友達のピアノの発表会に聴きに行くなどして、ピアノに触れる環境を意識的に与える

外食のときくらい好きなメニューを選ばせてあげたいですね。そうしないと外食の楽しみは減ってしまいます。

どうしてもハンバーグを食べさせたいのならば、「昨日おうちでハンバーグ食べたでしょ」と理由をきちんと伝え、子どもと話し合いましょう。(でも、子どもは外でもハンバーグを食べたいのかもしれませんね)

意思決定できない子を育てているかも!

子どもにも色んな性格の子がいます。親の思いをいち早く感じ取って「自分がこうしたい」の願いを主張することなく、「お母さんは自分がこう答えると喜ぶだろう」と考えている子どもです。

親も「子どもから望んだことだから」と勘違いしてしまいます。

お子さんがそんな性格だった場合は、ママ自身が“これこれこう答えて欲しいビーム(=光線)”を送りすぎていないか振り返ってみましょう。

親と子どもは一心同体です。子どもが苦労しないようにと一生懸命になってしまいますが、過保護過干渉は子ども自身の人生に介入していることになります。

人生の先輩として道しるべとなり、アドバイスをしてやることは大切なことですが、親の思い通りに子どもをコントロールしすぎるのは「自分で意思決定できない子」を育てることにもつながります。

皆さんはどうお感じになりますか。