子ども同士は仲良くなっても、親同士が気が合わないケース

「あのママにはあまり近づきたくはない」と思っていても、子ども同士の気が合っていつも一緒にいたら、そのママとの距離感はどうしたらよいのでしょうか。

「あの子と仲良くして欲しくないな」と親が思っていても、子どもはその子のことが大好きなのですから「△△ちゃんと遊んではダメよ」と命令されたら悲しいです。

かといってママ自身も「子どもが仲が良いから、子どものために嫌な親と付き合わなくてはならない」と思う必要もないのです。

子どもの友達と親の友達は別だと思おう!

たとえわが子であっても、親と子どもは別の人間です。ですから「子どもの友達と親の友達は別物でいいんだ」と割り切ってしまいましょう。それぞれの意思で友達を選べばよいのです。

小学校に行けば送迎はなくなります。親同士顔を合わせる機会が激減しますから、それぞれの家庭に行き来することもなくなりますよ。

だから、今だけの辛抱です。

“幼稚園3年間の限定のママ関係“と割り切って、それなりの距離を持ってお付き合いしましょう。その中で”一生のママ友“が出来たらそれはそれでラッキーなことですね。

もしかして、子どもという存在がなくても・・・学生時代に出会っていても仲良くなれた相手かもしれませんね。

もし、友達になりたくない人から誘われたら・・・?

例えば、あなたが「あの家庭はしつけの基準が甘くて、どうも我が家とは価値観が違うようだ。だから親同士仲良くはしたくない」と思っていたとしましょう。

それでも、子ども同士は親密になって「今日、幼稚園が終わったら僕のおうちに遊びにおいで」と親の許可なく勝手に保育時間中に約束をしてくることがあります。

そして、降園時「ねえ、○○ちゃんの家に行っていい?」なんて子ども同士の会話になってしまい渋々受け入れたとします。

さて、やってきた親子。我が家のソファーの上で飛び跳ねるよその子。

あなたの家ではソファーの上でピョンピョン跳ねるのを禁止しているのに、その人の家では自由にさせているので跳びます。

でも、そこで「あなたの家では跳ねてもいいけれども、このお家では止めてよね」とはなかなか言い出しにくいものです。

また我が子に「○○ちゃんは跳ねてもいいけどあなたはダメ!」と叱るわけにもいかず悩みます。