ファー付ダウンコートの干しかた

脱水したら外干しで吊り干しします。干すときには、肩が厚めのハンガーを使ってください。こうすることにより、水分を含んだダウンコートの重みによる型崩れを防ぐことができます。

ボタンやファスナーはしっかり閉めておきましょう。

ファーが付いているフードは、なかなか乾きにくいものですよね。そこで使うのは『針金ハンガー』。これを折って、フードの中に入れたら、背中側とフード側の間が密着せず、乾きが早いです。

ふっくら仕上がりに一工夫

しっかりと外干しして乾ききってから、取り込みます。

ハンガーから外したら、空気を含むように両手でダウンコートを振ります。こうすることによって、偏ったダウンとフェザーが全体にいきわたりますので、均一のふっくらした状態を取り戻せますよ。

ファー部分は櫛を使ってブラッシングします。ブラッシングすることによって、ねていたファーが立ち上がり、元の綺麗な状態が復活しますよ。

ファーが取り外せる場合はこれも!

ファーが取り外せるダウンコートの場合、衣類乾燥機を使うとよりふっくらになります。

衣類乾燥機に低温モードがあれば、そちらを選択。時間がカスタマイズできるのであれば、30分程度の時間を設定しましょう。

ダウンコートをそのまま入れて、一緒に入れるのは『テニスボール』。複数あるとベストですが、一個でも十分役割を果たしてくれますよ。

ぜひご自宅で洗って、クリーニング代も節約!諦めていたファー付衣類も綺麗にしてあげてくださいね。

広告・TV衣装を中心に活動するスタイリスト・ライター。パーソナルスタイリストを日本に普及した第一人者であり、サタデープラス、ズームインサタデー等、NHK、日本テレビ、TBS等TV番組出演・監修多数。長男の受験を機に、執筆業に重きを置く。ウレぴあ総研では、ファッションの枠を超えて、2児のママならではのリアル情報・食・旅をお届けしています。@kunie_11