今年も残すところ、あと少しとなりました。

12月はいつにも増してあっという間に時間が過ぎ去っていくように感じるものですね。
さて、新しい年を迎える準備は整っていますか?

不要なものを整理したり、家中をピカピカにして、できればきれいな状態でくる年を迎えたいものですが……この寒い時期に水を使ったり、さまざまな掃除グッズを駆使して大がかりな掃除をするのは気が重い、という人も多いかもしれません。

今回は、今年の大掃除のポイントと家にあるものや100均グッズなどを活用して、賢く、リーズナブルに大掃除することができるアイデアをご紹介します。

1:普段は捨ててしまう「アレ」を使ってタダで掃除しよう

大掃除用に、普段は使わない薬剤や掃除グッズを揃えなくちゃ、という前に!

なんと、普段はゴミとして捨てているものが大活躍するのです!

(1)卵の殻で漂白

卵の殻に含まれるカルシウムが洗濯物の汚れ落としに有効なのだそう。

シャツの漂白は、以下のように行いましょう。

まず鍋に卵の殻を入れて30分ほど煮て、そのお湯を洗濯機に入れます。
ワイシャツも洗濯機に入れて通常通り洗濯をします。

(2)お米のとぎ汁はフローリングに!

お米のとぎ汁に含まれる、ヌカの中のオリザオイルという成分が、フローリングの表面を保護してくれます。

フローリング掃除の方法

  1. お米のとぎ汁を用意します。
  2. とぎ汁(特に白濁したとぎ汁)をバケツ等の容器に溜めます。
  3. 雑巾をとぎ汁につけて固く絞ります。
  4. フローリングの拭き掃除をします。

(3)柑橘類の皮はキッチンで大活躍

りんごの皮、オレンジなどの柑橘類の皮に含まれるリンゴ酸やクエン酸等の酸が、シンクの石鹸残りや水垢汚れを落とすのに活躍。

柑橘類には、油分を分解するリモネンが含まれているため、ガスレンジの汚れをきれいに落とす効果も期待することができます。

(4)野菜の皮は掃除スポンジに!

大根、きゅうり、にんじん等の野菜の皮や、ヘタ部分に少量の洗剤を付けて、ガスレンジやキッチンシンクを磨けば、掃除スポンジに。

大根に含まれるジアスターゼという消化酵素は、食物の汁や水垢等を溶かし出す効果が期待でき、じゃがいもの皮に含まれるサポニンは、洗剤のような働きをしてくれます。

野菜の皮で掃除をしたあとは、水道水で洗い流すか乾拭きをしましょう。

(5)残った炭酸のジュースやビールで掃除

コーラ等のクエン酸を含有している炭酸飲料は、トイレの掃除に活用できるとのこと。特に便器の掃除では、便器の中に炭酸飲料を入れ、便器の水と混ぜて1時間ほど置いた後、水を流せば、水垢や黄ばみが取れやすくなるそうです。

油汚れを分解するアルコールとビタミンEを含有しているビールは、キッチンペーパーや布などに染み込ませて、油汚れが気になるレンジ周りや換気扇等を拭くときれいになるそうです。