20162月、味の素より発売された「お肉やわらかの素」という商品をご存知でしょうか?

宇梶剛士さんと加藤清史郎くんが出演していたテレビCMでは、「鶏むね肉がごちそうに!」というキャッチフレーズが印象的。「とにかく振りかけるだけで鶏むね肉が柔らかくなるらしい」と大きな期待で、鶏むね肉を柔らかくすることに日夜命を懸けている〝鶏むねクラスタ〟を歓喜させました。

で、実際に試してみたところ、商品に記載されている使用方法通りに作ればちゃんと鶏むね肉は柔らかくなります!

ざっくり説明すると、肉100gに対して小さじ1杯が目安。計測が面倒な場合は、「ちょっと多すぎるかな?」くらいたっぷり目に、直接お肉に粉を振りかけてもOK5分以上おいて焼けば、ほんのり塩コショウ味のついた美味しい鶏むね肉のソテーになります。コツとしては火加減を強火にせず、中弱火程度にすること。

しかし今回の本題はそんなことではないのです。まずはパッケージを見てください。

「鶏・豚・牛肉にふりかけるだけ!」

つまり鶏むね肉以外のどのお肉でも振りかける柔らかくなるとのこと。これが本当だったらすごい魔法の粉じゃないですか!ということで早速実験してみることにしました。

牛ステーキ肉、豚ソテー用ロース肉、豚レバーで実験!

今回用意したお肉は3つ。まずは牛肉。こちらは100g200円ほどのお手頃価格の肩ロースのステーキ肉(オーストラリア産)です。値段を考えても、このまま焼いただけではあまり柔らかさは期待できません。

そして豚肉。100g105円のこちらもお手頃価格のソテー用ロース(アメリカ産)。豚肉なので牛肉よりはもともと柔らかいはずですが、果たして違いはでるのでしょうか?

そして3つ目が豚レバー(国産)。レバーは普通に焼くとぱさぱさになるので、なかなか調理が難しい肉です。

牛肉はとレバー肉は右側が素アリ、豚肉は上が素アリです

この3種の肉をそれぞれカットし、それぞれ「お肉やわらかの素」をまぶしたほうと、普通の塩コショウをふったほうを2種類用意。

右が素アリです

これを160度というやや弱火に設定したホットプレートで焼いてみました。

数分後ひっくり返すと、素アリのほうはほんのり焦げ目がついて美味しそう。そしていざ実食! 素アリとナシ、それぞれの違いと感想をレポートします。