自分が恵まれているものに思いを馳せる

嫉妬でモヤモヤしてしまうときは「自分は何に恵まれている?」と考えてみましょう。

「隣の芝生は青く見える」とはよく言ったものですが、人のことは良く見えるものです。他人ではなく自分にフォーカスし、既に手にしているものに感謝をします。

例えば、次のようなことです。

  • 自分も家族も健康
  • 夫は真面目に働いてくれる
  • 子供がかわいい
  • 自分を必要としてくれる仕事がある
  • 安心できる住居がある

こうしたことにひとつひとつ感謝すれば、自分が恵まれていることに意識が向くので、人のことが気にならなくなります。

うらやむのではなく目標にしてみる

「うらやましい」という感情は「自分もそうなりたい」の裏返しでもあります。

そこで、発想の転換をしてみましょう。うらやむのではなく、目標にしてみるのです。改めて「ママ友の、どんな点がうらやましいのか?」を見極めて、少しでも近づける要素があれば、そこに向かって努力をするのもひとつです。

例えば、いつもキレイにしているママ友であれば、自分もおしゃれをしてみるとか、お金に余裕がありそうなママ友であれば、自分も収入を増やす工夫をするとか、何かできることがあれば思いきって行動してみましょう。

ママ友を、なりたい姿の目標にすれば、むしろその存在が、励みになるかもしれません。

少し距離を置いてみる

一緒に過ごす時間が多いママ友なら、少し距離を置くのも手です。頻繁に接することで、うらやましさを感じる時間が長くなるのは辛いものです。

お誘いはうまく断り一緒にいる時間を減らす、SNSはなるべく見ない、など、相手を目にする時間を減らせば、意識から外れます。

そのママ友から離れることで、新たな人間関係に目が向くこともあるでしょうし、視野が広がることで、次第に気にならなくなるでしょう。

以上、ママ友に嫉妬してしまうときの対処法についてお伝えしました。自分を責めず、楽になる方法を選んでくださいね。

 接客コンサルタント。ひとり一人の魅力を輝かせる接客マナーの専門家。資生堂ビューティコンサルタント、キッザニア東京スーパーバイザーのキャリアを経て、講師として活動。女性視点の丁寧さあふれる接客術は「すぐに実践できる」と高い評価を得ている。述べ3000人以上の指導経験を持ち、幅広く支持されている。