アディダスがサブスリーランナー向けに開発・販売する「adizero takumi sen」シリーズ。その最新作が発売されています。軽量性を前面に打ち出しており、サイズによっては在庫不足になるほど人気とのこと。
発売を記念して開催されたイベントでシューズを履いてみて、特徴やメリットは十分に感じられました。ここで、特に強く感じた特徴を3つ詳しくご紹介しましょう。
「adizero takumi sen boost3」に感じた3つの特徴
1.フィット感
足の形は人それぞれ異なります。そのためシューズ選びでは、フィッティングが非常に大切でしょう。adizero takumi sen boost3は、足全体をしっかりホールドしてくれます。
もちろん紐の結び方やサイズ等によりますが、走った際、シューズ内で足が動いてしまうようなことがありませんでした。スピードを上げる際、非常に安心感があります。
2.グリップ性能
前作と同様に搭載されたコンチネンタルラバー。地面をしっかり掴み、着地した力を前へと進む推進力に変えてくれます。
今回は競技場のタータンを走りましたが、アスファルトでも余計な摩擦は生じないように思えました。ストライドがしっかり伸び、力強い走りが実現できるのではないでしょうか。
3.軽量性とクッション性
メーカーの発表では、シリーズ最軽量の165g(27.0cm)を実現したとのこと。しかし実際に履いてみると、いわゆる軽量型シューズとは明らかに違う点がありました。それは、軽量でありながら、着地衝撃がダイレクトに伝わってこないこと。
クッション性が高く、衝撃を吸収・押し戻すことができている気がします。私は普段からソールの薄いシューズをレースで履いていますが、これは違和感があるほどのクッションでした。