子育て中のママが働く際の心がまえ

たとえ覚悟を決めたとしても、子育てしながらフルタイムで働くのは誰もが大変だといいます。そんなときの心がまえを中尾さんにアドバイスいただきました。

中尾「仕事と子育て、どちらを大切にするかは本人次第です。ただ企業で働くということは、自分の職務や責任をしっかり果たす必要があります。

『子どもがいるから』ということを理由に、遅刻や無断欠勤などは基本的にはやってはいけないこと。

また子どもが熱が出たときに、他人や病児保育施設に預けて仕事をすることに抵抗がある場合は、身内での預け先の確保をするなど事前の準備も大事になってきます。

まずはご自分のためにも迷いや不安材料はなるべく減らしていくことをおすすめします」

今の「働きたい」という気持ちを大事にして、面接対策はもちろんのこと、その前の体制づくりという点での準備もしっかり行っておくことで、自分も応募企業も、子どもも家族もみんながハッピーになることができそうです。

ぜひ参考にして、積極的に動きましょう!

【取材協力】中尾 あずささん

国家資格キャリアコンサルタント、CDA(キャリア・ディベロップメント・アドバイザー) ワークショップデザイナー
旅行会社、人材会社での営業・企画職を経てキャリアカウンセラーとして独立。主に結婚 や出産、育児と仕事の両立等、ライフステージの変化によってキャリアに悩む女性を中心 にカウンセリングを実施中。
現在、中学生、小学生、保育園児を持つ3児の母。趣味は旅行・アフターヌーンティー・ワイン。