非常事態宣言が出て以来、外出を強く規制されるなど自粛モードが続いています。
家にこもる時間が増え、これからのことをあれこれ考えていると、結婚について新しい価値観を持つ女性が出てきました。
先の見えない自粛生活のなか、女性たちの結婚観にどんな変化があったのか、リアルな声を集めてみました。
「不安な状況」でこそ見える! 新しい結婚観とは?
1: 収入が減っても耐えられる仕事をしている人がいい
「サービス業の私は、出勤そのものが減って収入が半減。貯金があるし会社もいろいろと考えてくれているから耐えられるけど、パートナーが同じような待遇でなかったら、生活は一気に苦しくなると思う。
そういう会社に勤めているかどうかをこれからは重視します」(29歳/サービス)
「自営業で頑張っている友人の夫婦が、収入が激減して大変な思いをしているのを目の当たりにして、こんな非常事態になっても大丈夫な仕事をしている男性がいいのかな、と思うようになりました」(32歳/受付)
今回多く耳にしたのが、「もしものときでも、収入を確保できる仕事をしている男性がいい」という言葉です。
自分の意思ではどうにもならない出勤の制限などは、お給料に直結するためすぐに生活が行き詰まることもあります。
女性のなかには、自分がそれを体験したからこそパートナーには堅実な仕事を求めるという人もいました。
「何が起こるかわからない」現実を知り、今後はより安定さを重視する女性が増えそうです。
2: 器の小さい人は無理!
「昔から仲のいい男友達がいますが、自粛が続くストレスでLINEや電話で愚痴ばかり言うようになり、距離を置いています。
私だって同じ気持ちだけど、自分たちではどうにもならない現実に文句を言う器の小ささが無理です。こんなときこそどっしり構えていられる男性がいいなと改めて思いました」(33歳/総務)
非常時の大変さは人それぞれで、つらいときに誰かに愚痴を吐くことが間違いとは決していえません。
ですが、いつまでも不満を口にするばかりでは、何も変わらないのが現実です。
それより、一緒に乗り越え方を話し合うなどポジティブな気持ちを持てる男性のほうが、女性にとって頼もしい存在。
大変なときこそ、支えあえることの大切さに気がつく女性が多いのですね。