そんな中、「5urprise」の5人をシンプルな棒人間で描きながら、自分のキャラクターの周りにだけキラキラを描き込み、靴を履かせて筋肉をつけるこだわりを見せたり、『アントラージュ(原題)』のキャラクターと一緒に車(チャ)と円(ヨン)と豆(ビーン)を描いて自身が演じた「チャ・ヨンビン」を表現するなど、期待を裏切らない独創的なイラストで会場を笑いの渦に巻き込んだ。
途中、「へたくそ!」というファンからのストレートな感想にも、「芸術においてさらなる発展のためには、客観的な評価が必要です」と、いたって前向きに、淡々と答えてみせ、決してふざけているわけではないのに、その真剣すぎる姿には思わず笑いが起き、なぜか和やかな気持ちにさせられる。
「皆さんの近くに行きたかった」という本人の願いから、客席に下り、各エリアを回りながらのトークも。愛猫「オキ」と「ドキ」を飼うようになってからは、「早く家に帰りたいと思うようになった。猫に悩み相談をしたりもする」と話し、ファンからのリクエストに応えて、ひざまずいて「ドキ」のまねをするキュートな姿も見せた。
また、「明るくてよく笑い、自分と話の合う人がタイプ。「デビューしたころの夢は最高の俳優になることだったけど、人生をどのように過ごすかが重要だと思うようになった。今の夢は良い夫、良い父親になること」など、恋愛観や人生観についても飾らず真摯な思いを聞かせてくれた。ソ・ガンジュンが客席を移動するたびに、ウェーブのように悲鳴と歓声が上がり、ファンがより近くでソ・ガンジュンを感じられる時間になった。
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