何でも入れられ、すっきり片付く「収納ボックス」

おもちゃの片付けといえば、忘れてはならない定番アイテムに「収納ボックス」があります。

子どもにとって自分専用のおもちゃ箱は、お宝がザクザク詰まった夢の世界の入口でもあります。

収納ボックスのメリットは、とりあえず何でもポンポン入れておけば、なんとなく片付いて見えるところ。

小さなお子さんは、取り出したり、しまったり、また取り出したり……といった「出し入れ遊び」が大好き。

「出したものは元の場所にしまう」「後で取り出しやすいようにしまう」という、お片付けの基本を教えられるという側面もあります。

商品を選ぶ際には、壊れにくく丈夫な素材で、軽いものだと、子どもでも持ち運ぶことができます。また、ボックスを床から近い位置に設定することが、取り出しやすさや片付けやすさのポイントに。

使いやすさを考慮すると、重ねられるもの、持ち手付きのもの、カラーボックスや棚などに格納できるタイプがおすすめです。

シンプルデザインタイプ

「スタックストー 収納ボックス baquet (バケット) 」には、フタが付いており、上に重ねることができます。上の段には約4kgまで入れられるそう。

奥行き33.5cmで、シェルフなどと組み合わせれば、ボックスごと格納できます。

野菜のストッカー、洗濯かご、アウトドアにと、何にでも使い回せる汎用性も魅力です。

キッズデザインタイプ

「アイリスオーヤマ バスケット キッズ3個セット」には、フタはありませんが、そのまま上に重ねられます。耐荷重は1個あたり約4kgまで。奥行き33cmでシェルフなどに格納もできます。

取っ手とキャスター付きなので、積み重ねなければ引っ張るだけでコロコロ、子どももすぐおもちゃを取り出せます。

長く使えるものを選びたい

おもちゃがたくさんあるから大きなボックスを…とサイズを考えずに選んでしまうと、お部屋に対して大きすぎたり、押入れやクローゼットなどに収納しにくかったり、ボックス自体が行き場の困った存在になってしまうことがあるのでご注意。

また、子ども時代は思ったよりあっという間に過ぎるため、今現在幼児期以上のお子さん用でしたら、成長しても使えるデザインを選ぶと長い間使用できます。

まとめ

以上のことをふまえ、それぞれの収納アイテムを、収納性、片付けやすさ、デザイン、汎用性、価格の5点で比べてみました。

・収納マット(防水タイプ)
収納性★★
片付けやすさ★★★
デザイン★★
汎用性★★★
価格★★★
⇒星13

・収納マット(布タイプ)
収納性★★
片付けやすさ★★★
デザイン★★★
汎用性★★
価格★★
⇒星12

・収納ボックス(シンプルデザイン:スパイス、ストックストータイプ)
収納性★★★
片付けやすさ★★
デザイン★★★
汎用性★★★
価格★★★
⇒星14

・収納ボックス(キッズデザイン:アイリスオーヤマタイプ)
収納性★★★
片付けやすさ★★
デザイン★★
汎用性★
価格★★★
⇒星11

レゴブロックなどの細かいパーツの収納には、断然、収納マットが便利そうです。

逆に、ぬいぐるみなどのかさばるものや、ミニ楽器など若干重さのあるものを片付けるには、収納ボックスの方がすっきり入れやすいでしょう。

おもちゃの種類によって使い分けるとよさそうですね。

いずれにせよ、「片付け場所」が決まると、お片付けが楽しくはかどります。

それぞれのご家庭に合った収納選びで、今まで片付けを嫌がっていたお子さんも、スイスイ片付けるようになるかも!?

ライター/女子栄養大学 食生活指導士1級。学生時代からさまざまな体調不良に悩まされたこともあり、健康的な生活習慣について学び始める。現在は専門家を中心に取材活動を行い、おもに食、健康、美容、子育てをテーマにした記事を発信。乗りもの好きな1男の母でもある。