100%子どもに夢とやる気を持たせる7つの質問
- 好きなものは何?
- 好きなものを夢にしよう
- お金と時間がいくらでもあるとすると、何をやりたい?
- 一番かなえたい夢は何?
- どうすればその夢はかなえられる?
- つくった夢に、どのくらい満足した?(100%になるまで煮詰める)
- 今日から、夢をかなえるために生きよう
子どもに「将来何がしたいの?」「将来何になりたいの?」と聞いても、子ども自身は何がしたいのか、何に向いているのか分かっていないため、明確な回答が返ってくることは少ないです。
はっきりしない回答に親はイライラするものですが、それは子どもが悪いのではなく、親の質問が悪いのだと矢矧さんは言います。
質問の手順
では、どういう手順で7つの質問を子どもに投げかければよいのでしょうか。
まず「好きなものは何?」と聞きます。すると夢を持っていない子どもでも好きなものくらいはあるはずですから、何かしら答えるはずです。
次に「その好きなものを夢にしよう!」と言います。子どもが持っている「好き」が夢になりそうもない場合は、「無理だ」と心の壁を作ってしまいますが、そんな時は「お金と時間がいくらでもあるとすると、何をやりたい?」と聞き、子どもの本当にやりたいことを引き出し、それを夢にします。
やりたいことが沢山あり悩んでいる場合は「一番かなえたい夢は何?」と問いかけ、「どうすればその夢はかなえられる?」と続ければ良いのです。
子どもが持った夢には「いいね!」と共感し、それを実現するための道やそれに関わる職業などを子どもに考えさせます。
夢を持っていない子どもは、勉強にも意欲が湧かず、心も体もフラフラした状態になりますが、夢を持った子どもは、心に筋が1本通ったように夢を実現させるための行動をするようになります。
親がとるべき行動として大切なことは、子どもが持った夢が気に入らないものであっても決して否定はせず、子ども自身で考え持った夢を応援してあげることです。
まずは夢を持たせてあげることが重要であり、夢に向かい突き進めていく中で実現不可能となれば心配せずとも、子どもは自分で軌道修正をして進んで行きます。
まとめ
このように、子どもの夢を引き出すためには、親が「質問力」をつけることが大切です。
「こうしなさい」「こうするべき」など、子どもの意思を無視した発言を繰り返していても、子どもの夢を引き出すことはできません。
子どもの中に潜在している才能をうまく引き出してあげることができてこそ親ではないでしょうか。
子どもが夢や希望を持ち突き進んで行けるよう、子どもへの問いかけを少し変えてみませんか。
<参考>ソニー生命保険ニュースリリース「中高生が思い描く将来についての意識調査2017」