おねしょをしないようにする方法

日中は、おもらしをしないのに、おねしょだけは小学生になってからもしてしまうという子どもも多いようです。おねしょはどうすれば防げるでしょうか。

1.水分量を減らす

おねしょは、夜間に作られるおしっこの量が多かったり、膀胱に貯められる尿の量が少ない場合に起きやすいと言われています。そのため、成長過程で膀胱に貯められる尿の量が多くなれば自然に減っていくといわれています。

おねしょをされると、シーツや布団の片づけがあるために、つい「どうしておねしょしちゃったの」と怒ってしまうママもいるかもしれません。しかし、これは逆効果。

おねしょは、子どもの方が傷ついて落ち込んでしまうことも多いんです。

まずは、夕方頃から寝るまでの水分量を少なくしてみてください。極端に減らさなくても、大丈夫です。就寝時間が21時だったら、夕食は18時までに食べるようにしてください。食事からも水分は摂れます。

おねしょの回数が減って言ったら、そのままその生活を続けてみてください。

2.おねしょシーツなどを使う

おねしょ以外にも、暑い季節には寝汗などもかきます。

あらかじめ、敷き布団の上に、おしっこが布団に沁み込まないようにおねしょシーツを一枚敷いておくだけで、おねしょの心配は減ります。洗濯の頻度を考えると、洗濯機で気軽に洗える素材のものがお薦めです。

もしもおねしょをしてしまったら…

おもらしや、おねしょは、あのアンモニア独特の臭いが強烈ですよね。尿はアルカリ性なので、アンモニアの臭いを除去するには酸性である「クエン酸」が有効です。

もしもおねしょをしてしまったら、おしっこの部分は、オムツやタオルなどでよく吸い取ってください。水で薄めたクエン酸水(水200mlに小さじ1杯分のクエン酸)を使って、おねしょの部分にたっぷりとスプレーしてください。

そして、再度、オムツやタオルなどで水分をよく吸い取ってください。これで、嫌なアンモニアの臭いがしなくなるはずです。おねしょの量が多くて気になる場合は、布団を風呂場などに持っていき、シャワーなどで部分洗いする方法もあります。

どちらの方法でも、よく水分をふき取ることを忘れずに心がけて下さいね。

すべては成長過程。笑って見守って

今回は、おもらしやおねしょの対処法についてご紹介しました。

子どもの成長を見守るのは、ママにとって最大の喜びかもしれません。その過程のなかで、トイレトレーニングは大きな試練かもしれません。

おねしょを繰り返したり、すぐにはうまくいかなくても、優しい心で見守ってくださいね。