[第24回]宮澤佐江、ミュージカル「王家の紋章」再演完走までの2年間。喜び、苦しみの先にあった"笑顔"【超ロングインタビュー】

 

うん、うん。それは絶対そうだと思います。

いや、本当に、今、「楽しかった」って、言えてよかった。

本当に、楽しかったし、嬉しいこともあったし、幸せだったなぁ。。色んな人に愛されて。。 1年間ずっと、

「好き好き好き」

「愛してる愛してる愛してる」

って、言われて（笑）

最初は、プレッシャーから逃げたくて“早く公演が終わって欲しい”って、思っちゃったときもあったんです。今まで生きてきた自分とは、違う自分がいたんです。

だけど、再演の最後の頃になって、やっぱり“終わるのが寂しい”っていう、いつもの自分に戻れたことが、すごく嬉しかった。

それだけに稽古中、“早く終われ〜”って、思ってしまっていた自分が、今となっては、すっごく悔しいです。

いつもの自分なら、どの瞬間も“こういうこともある”って、1つひとつ心に刻みながらやれているのに。。 何で逃げることばかり考えていたんだろうって。

千秋楽前になって、やっと、“頭と心がひとつになれた”っていう感じです。

心が動いたのか、頭が心に寄ったのか、それは分からないけど。。 本当に、そうだなぁって感じました。

ーー今日、ここまでお聞きしてきて、改めて初演、再演、無事完走されたこと、そして、悔いなく笑顔で千秋楽を迎えられたこと、心からおめでとうございますと言いたいです!

ありがとうございます!

ーーもっとお話を聞きたいところですが、今回はここまでとして。次回は、先日の書籍イベントで話題になった“佐江ちゃんの5年後について”も、お話していきたいと思っていますよ!

え!? 5年後?? えーっと（笑）

ーーそれでは今回もありがとうございました。次回もよろしくお願いします!

はい! ありがとうございました!

次回はその“5年後”にまつわるお話、そして『王家』の大阪公演で満喫できた、つかの間の“一人暮らし”についてもお話していきますね。また次の「ミラチャイ」でお会いしましょう!

次回の更新は、6/23(金)予定です。

撮影:増田慶 スタイリング:藤井エヴィ ヘア＆メイク: 伊藤遥香