初の配信ライブで2ndアルバム『TITLE』全曲ライブをやる意義
──ストレイテナーとしてはいつ頃から、配信ライブに向けて動き出したんですか。
いつ頃からだったんだろう。とにかくコロナとの長い闘いになるだろうなかで、どこかでやらなきゃなというのは思っていたんです。
でも、すぐに動かなきゃというのは、僕にはなくて。というのはやっぱり、“ライブ”というものは目の前にいるお客さんに直に届けることだと思うんです。それができないとなったときに、じゃあどうやるのがいちばんいいのかっていう。
これまでもライブ映像をストリーミングしたりはやってきてはいるんですけど。それは目の前にお客さんがいて、お客さんと一緒に作り上げた空間をパッケージしたものだから、またちがったものなので。
無観客でのライブや、スタジオライブはなかなか積極的になれていないというのが正直なところなんです。なので、いろんなバンドのやり方を参考にしつつ、ストレイテナーだったらどういう方法で、どういうコンセプトでやろうかというのはみんなで話し合って今回に至るというものでしたね。
──やっぱりスタジオライブを、通常の“ライブ”と同じようにやるだけでは映像上面白くないぞという。
自分のモチベーションとしてはもちろん、カメラの向こう側で観てくれている人たちのことを思っているけど。それを実際に自分の目で見られない分、そこは嘘はつきたくないなという感じで。
どちらかというと、演奏とか内面に対してとか、自分の中にあるものをいかに表現できるかという方法だったらできるのかなという思いですかね。
──さっきもおっしゃったように長い闘いになっていくだろうし、こうした配信ライブという手法も、ライブのひとつの形になりそうな状況でもありますね。そのことはどう思っていますか。
そうですね。まだね、個人的には完全にシフトできてないんですけど。もっともっと模索していっていちばん音楽ファンが喜ぶ形っていうのが、どこかで見つかればいいなと思っていますね。
──今回は2005年の2ndアルバム『TITLE』の再現となるスタジオライブですが、この案が出たのはどの段階ですか。
これは、最初からでしたね。配信ライブをやりましょうとなったときに出たアイディアでした。
こういう作品縛りのライブをやろうという話は、じつは過去にも何度か出たことがあったんですけど。その都度、なんだかんだで頓挫してきたというか(笑)。
僕のわがままではあるんですけど、やっぱり新しい曲を演奏したいし、古い曲だけでっていうのはモチベーションを保つのが難しいというのがあって。
だから、コンセプトとしてはありだなというのはあったんですけど、そんなに軽々しくやるものじゃないなと思っていたんです。で、ここにきて配信ライブをするということで、自分たちなりに他にはないものにしたいなと考えたときに、めちゃくちゃいいコンセプトだなと思ったんですよね。
ちょうど今年は、アルバム『TITLE』が発売から15周年というのもあるし。前回ベスト・アルバム『BEST of U』(2018年)でのファン投票、楽曲の人気投票をしたときも『TITLE』の曲が軒並みランクインするという(笑)。
──ファンにとってかなり思い入れが深いアルバムなんですね。
こんなにも!?っていうくらいだったので。重要な作品なんだなというのは、そのときに実感もしていたんです。だから『TITLE』の全曲ライブをやるということには、このタイミングだからこそ即うなずけたというのはありましたね。
ストレイテナー「TITLE」再現ライブ「TITLE COMEBACK SHOW」uP!!!独占配信
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<配信日時>
2020年9月5日(土) OPEN 20:00 / START 21:00 (予定)
視聴チケットのご購入者を対象とした期間限定の事後配信を予定しております。
※期間限定事後配信: 9月5日(土)初回配信直後~9月14日(月)12:00(予定)
<販売期間>
事前割引視聴チケット:8月17日(月)12:00~9月4日(金)23:59
視聴チケット:9月5日(土)0:00~9月14日(月)10:00
<料金>
事前割引視聴チケット:2,800円(税込) (税抜:2,545円)
視聴チケット:3,300円(税込) (税抜:3,000円)
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