『ハワード -ディズニー音楽に込めた物語-』は、『リトル・マーメイド』『美女と野獣』『アラジン』の名曲を生み出した、作詞家ハワード・アシュマンの人生を辿るドキュメンタリー作品。
秘蔵写真やインタビューの数々を交えて構成され、特に未公開の貴重なレコーディング風景は必見。
3作のうち、1つでも好きな作品、好きな歌があるなら絶対に観るべき作品です。
作品を深堀り出来る、ドキュメンタリーやメイキング作品の魅力
人気の新作映画や、不朽の名作が見放題のディズニープラス。
実は、ドキュメンタリー映画やメイキング系の作品も大充実なんです。
パークの舞台裏を知ることが出来る『イマジニアリング~夢を形にする人々』も大きな話題となりましたが、作品の裏側や制作過程を知りたい、私のようなオタクにはたまりません。
『ハワード -ディズニー音楽に込めた物語-』は、貴重なインタビューなどを交えて、彼のルーツ、創作への姿勢や人となり、人生まるごとを丁寧に追った作品。
大好きな楽曲のルーツを深く知る事ができて、今までよりもっと作品を好きになる事が出来ました。
レコーディング風景が胸アツ!
本作の随所に、未公開の貴重なレコーディング風景が多数使用されています。
オーケストラのチューニング音から始まる冒頭に、続く『美女と野獣』の「朝の風景」。
ベル役やガストン役の俳優が歌い、オーケストラの波に乗せて実際に楽曲を制作して行く様子に、もう興奮!
『リトル・マーメイド』より「パート・オブ・ユア・ワールド」の歌唱指導シーンでは、まさに人魚姫アリエルに美しい声が与えられて行く様を見ることが出来て、胸が熱くなりました。
終盤たっぷりと見ることができる「ひとりぼっちの晩餐会」レコーディング風景も、鳥肌モノ。
作品の裏側に込められた情熱に、数々の貴重な映像は必見です。