東北3県への復興支援活動の一環として、子どもたちの心身健やかなカラダづくりを応援する3ヶ年プロジェクト「すこやカラダ大作戦」。

初年度である2015年3月の福島県、2016年3月の宮城県に続き、3年目の今年は、4月15日(土)、岩手県大船渡市で「すこやカラダ大作戦 in いわて」としてキックオフイベントが開催されました。

このイベントはゲストアスリートと共にカラダを動かすことで「スポーツやカラダを動かす楽しさ」を伝え継続的な運動を促進、また生活習慣病の専門医のセミナーを同時に開催し、食生活や生活習慣などの子どもたちの健康に対する意識向上を図るのが狙いです。

ゲストアスリートとして、ロンドン五輪バドミントン混合ダブルス日本代表の潮田玲子さん、北京五輪トランポリン日本代表の外村哲也さん、元サッカー日本代表の福田正博さんが登場。各競技の魅力を子どもたちへレクリエーションを通して「スポーツの楽しさ」を伝えました。

ロンドン五輪 バドミントン混合ダブルス日本代表の潮田玲子さん
元サッカー日本代表、福田正博さん
北京五輪トランポリン日本代表の外村哲也さん

そして、4月15日に開催した「すこやカラダ大作戦inいわて 」キックオフイベントに加え、4月から6月まで計3回にわたって、さまざなスポーツを体験する事後プログラムが実施されました。

4月は「走る」「跳ぶ」「投げる」の基本となる動きを中心に実施
5月は「徒競走」「リレー」「ムカデ競争」他を体験
6月は「スペースボール」を使った「だるまさんが転んだ」やリレーなどを実施

6~9歳の子どもたち延べ207名が参加し、最終回となる6月の事後プログラムに参加した児童の保護者からは、子どもたちの変化について「体を動かすのが楽しくなり、ジョギングを始めた」、「広い場所で思っきり走り回れることの喜びを感じた」、「スポーツの本を読んでルールについて熱心調べるようなった」といった感想が寄せられました。

また、事後プログラムの参加者アンケート調査では、運動能力や体に「良い変化があった」と答えた保護者は約7割、また子どもたちの運動習慣に「良い変化があった」と答えた保護者は約6割と多くの方が事後プログラムにより、子どもたちの運動能力や体、そして日常の習慣に良い変化があったことを親が実感できる機会となりました。