1969年にふたりが行った平和運動「ベッド・イン」を再現。ジョンがベッドに持ち込んだギブソンのギターにはふたりの自画像が描かれている
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  • 日本初公開となるジョンのスケッチブック。彼はユーモアをまじえたイラストで日本語を学習していた
  • 1975年に生まれたショーンの子育てに専念し、一時休業していたジョンは、1980年にバミューダ諸島を訪れる。現地の画家に描いてもらった肖像画は穏やかな表情を見せている
  • 1971年に発売されたシングル「パワー・トゥ・ザ・ピープル」とB面の「オー プン・ユア・ボックス」
  • ジョンによる「In My Life」の手書き歌詞
  • セントラルパーク内「ストロベリー・フィールズ」に設置されているImagineの円形モザイクも再現

ジョン・レノン生誕80年目を迎える2020年10月9日(金)、東京・六本木のソニーミュージック六本木ミュージアム において『DOUBLE FANTASY John&Yoko(ダブル・ファンタジー ジョン&ヨーコ)』が開幕。2021年1月11日(月・祝)まで開催されている。

ソニーミュージック六本木ミュージアム

本展は、ジョン・レノンとオノ・ヨーコの二人の歩みについて焦点をあて、彼ら自身の言葉や作品でたどっていくもの。

ジョンの故郷であるイギリスのリバプール博物館で2018年から2019年に開催され、70万人を動員した話題の展覧会で、このたび東京での巡回展が実現した。

東京展ではジョンとヨーコ、息子のショーンの3人と日本との絆を感じさせる独自展示も加わっている。

展示は二人の生い立ちから出会い、結婚、精力的な社会運動、穏やかな生活、そして別れまでが豊富な資料や作品、音楽とともに時系列で展示されており、ふたりがお互いの完成を高めあっていたことが伺える。

幼少期のジョンとヨーコ

ジョンとヨーコが最初に出会ったのは1966年、ロンドンのインディカ・ギャラリーでのこと。このとき、ジョンが感銘をうけたというヨーコの展示も再現されている。