※写真左から、テオ、ジョンソプ、インタク、ジウン、ソウル、ギホ。 ©2020 FNC ENTERTAINMENT JAPAN INC./撮影:So Min-soo(STUDIO DAUN)

初お目見えは映画『P1H:新しい世界の始まり』劇中で6人が演じた役柄は?

── そんなP1Harmonyの皆さんが初めてメディアの前に立ったのは、映画『P1H:新しい世界の始まり』の舞台挨拶でしたが、どんな気持ちでしたか?

ジウン ドキドキ、ワクワクしました。想像以上に多くのマスコミの方がいらっしゃっていて、生まれて初めて見るフラッシュの嵐にちょっと固まってしまいました(笑)。次の機会があれば、緊張せずにもっと上手にやりたいと思います。

── デビューのために劇場映画を制作される……というのは、これまでになかった大がかりなデビューですよね? 映画の中のキャラクターは、皆さんと名前が同じです。名前だけでなく、キャラクターも似ていますよね。

テオ そうですね。撮影が始まる前にMBTIという性格タイプ診断テストを受けて、その診断に基づいたキャラクターを作ってくださったんです。だから、僕ら自身に似ているところが多いんだと思います。

── 映画は、“現在”“過去”“未来”という3つの時間軸の中に分かれて存在する6人が、未知のウィルスを撲滅するために集結して戦うという物語。6人それぞれの、役どころを教えてください。

テオ 僕は、“未来”に登場するスナイパー。体を使うのは得意なので、アクションは楽しかったです。人見知りというところが、映画のテオと似ていると思います。でもメンバーといるときには、人見知りは発動しませんよ(笑)。

ソウル 僕は、“未来”にいて、ウィルスに感染しない免疫を持っている役。韓国語が苦手というのは、共通点ですね。今はだいぶできるようになりましたが、映画を撮る前はこんな感じでした(笑)。

撮影中は韓国語のセリフが難しくて、意味が分からないところをメンバーや監督に教えてもらって、少しずつ理解して、役作りをしていきました。もともと演技をしたかったのもあって、撮影はすごく楽しかったです。

ギホ “過去”から来た、時空間を移動できる役です。初めての演技はすごく不思議な気分でした。撮影現場も初めてだったし、こんな大きなスケールのプロジェクトに自分が本当に参加しているんだっていう実感がわかなくて……。

でも、楽しかったし、いい作品ができたと思います。僕の役柄は、いたずら好きな子供っぽい子。けっこう似ています(笑)。でも僕には、彼以上にマジメな部分がありますよ!

ジウン ギホと一緒に“過去”から来た、破壊能力を持った子を演じています。彼は頭で考えてから行動する慎重なタイプで、そういうところが自分に似ていると思いました。

ジョンソプ 僕は“未来”にいる、天才エンジニアの役です。末っ子でおしゃべりで、明るいエネルギーを発するキャラクターというところが似ていると思います。僕もカメラの前やステージでは明るいので。

インタク 僕は“現在”にいる、ダンスが好きな平凡な男の子役。この設定自体が、完全に僕そのものです(笑)。演技は初めてですごく難しいと思っていたのですが、やってみたら楽しかったです! 実は僕、“映画に出る”ということが人生の目標だったので、目標が達成できてうれしかったです。

── 17歳で人生の目標を達成してしまったんですね。この先、何を目標にしましょうか?(笑)

インタク 映画はまだ、目標のワンステップ。最終目標はマイケル・ジャクソンのように、歴史に名前を残すことなんです。自分が死んだ後に、未来の人たちに影響が与えられるような人間になりたいです。

デビューアルバムがついに発売!メンバー自身が語るその内容とは?

── 壮大な目標ですね! いよいよ10月28日にはミニアルバム『DISHARMONY : STAND OUT』で音楽界にデビューとなりました。映画『P1H:新しい世界の始まり』にもP1Harmonyの楽曲が使われていますが、『DISHARMONY : STAND OUT』は映画のサウンドトラックといえる作品なのでしょうか。

インタク いいえ、違います。映画の曲とは、異なる曲が収録されています。

── では、デビューアルバム『DISHARMONY : STAND OUT』は、どんな作品なのでしょう?

ジウン 『DISHARMONY』は、これからシリーズ作品としてリリースされる予定です。その1作目が『DISHARMONY : STAND OUT』。映画『P1H:新しい世界の始まり』の世界観を音楽で表現したような作品で、世の中の不条理や不調和に、僕たちがポリシーを持って立ち向かうという内容になっています。

ギホ ラップメイキングを含めて、作詞はほぼ全曲にメンバーが参加しています。

ジウン メンバー全員で作詞をした曲もあるんですよ!

── リード曲の『SIREN』は、ヒップホップベースのすごくパワフルな曲ですね。

ジウン はい、パワフルで中毒性のある楽曲です。映画『P1H:新しい世界の始まり』にも描かれていますが、“今の世の中の不条理、不調和に対して警告のサイレンが鳴ったとき、僕たちが駆けつける”、という内容になっています。

インタク 最後のサビの部分に身体を回す振りつけがあるのですが、そこは、サイレンが鳴っている様子を思い浮かばせると思います。

── 10月28日の『P1Harmony DEBUT ALBUM SHOWCASE <DISHARMONY : STAND OUT>』が初パフォーマンスの場になると思いますが、デビューパフォーマンス目前の今の気持ちは?

ギホ すごく緊張していますが、長い間準備してきたし、努力もしてきたので、楽しみでもあります。早くお見せしたいという気持ちが大きいです。

テオ 今は、期待と緊張が半々です。でも、不安なことはないという感じかな?

── 皆さんが期待していることとは?

ギホ ステージに立つことです。そのために僕たちはずっと練習してきましたから! ステージに立って、照明を浴びて、ダンスをして歌うこと。早くステージに立ちたい!

── 楽しみにしてしていますね。では最後に、日本で皆さんに会えるのを心待ちにしているファンの方たちにメッセージをお願いします。

インタク 日本に直接行って挨拶することができなくてとても残念ですが、もっと熱心に努力して、もっと素敵な姿になれるように準備して、必ず日本のファンの皆さんに会いに行きます! これからスタートを切るP1Harmonyを応援してください!

「ぴあWEB」更新情報が受け取れます