ケンが予告した『ダイナマイト』で元気いっぱいに弾けると、軽快でありながらしなやかな『B.O.D.Y』で会場をさらに熱く盛り上げ、都会の夜を思わせるムーディーな雰囲気の中、『Good Night & Good Morning』『ロマンスは終わった』ではしっとりと別れの切なさを歌い上げる。
5月に韓国でリリースされた最新曲『桃源境』は、アルバムリリースごとに新しいコンセプトを打ち出すVIXXならではのスタイル。オリエンタルでファンタスティックな楽曲、シャャープさと柔らかさを自在に繰り出すダンスや扇子を使った振付、艶のある表情は、まさにひとつのアート。続く『Black Out』では、韓国で別名“足自慢ダンス”とも呼ばれる、スタイル抜群のVIXXだからこそ可能な長い足を生かした振付もばっちり決まった。パフォーマンスで“魅せる”アイドルの存在感を見せつけるステージが続いたが、日本サード・シングル『花風』では一転、ロマンチックで優しい空気で会場を包み込み、6人6色のボーカルを届けた。
VIXXをコンセプチュアルなグループとして決定づけた『傷つく準備ができてる』は、普段からメンバー全員が異口同音に「VIXXにとって大切な曲」と話す楽曲。このツアーでは、韓国デビュー5周年を記念して、初めてステージで同曲を披露した時のバージョンでパフォーマンスを準備したという。『Chained up–Japanese ver.-』で惜しげもなくセクシーな魅力を放つと、「言いたくなかったけど、お兄さんたちもみんな嫌がったので末っ子の僕が言います……」と、ヒョギがライブの終わりを告げる。
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