『樹海村』 ©2021 「樹海村」製作委員会

5位『樹海村』

清水崇監督が富士の樹海を舞台に描く『樹海村』は先週3位から5位に。

山田杏奈、山口まゆがダブル主演を務め、神尾楓珠、倉悠貴、安達祐実、原日出子らが出演しています。

本作は、昨年2月に公開され、最終興収14億円をあげるスマッシュヒットとなった『犬鳴村』に続く、『実録!恐怖の村シリーズ』の第2弾です。

禁足地として存在する、富士の樹海の奥深く。そこはかつて何者かが暮らす村があり、古くから伝わる強力な呪いがかけられた“コトリバコ”を封印したとされていた。13年後、姉妹の響と鳴の前に呪いの箱が出現し、時を同じくして樹海では行方不明者が続出する。

4位『ファーストラヴ』

『ファーストラヴ』 ©2021「ファーストラヴ」製作委員会

堤幸彦監督が島本理生の同名小説を北川景子主演で映画化した『ファーストラヴ』は初登場4位に。

父親を殺害した女子大生と、その動機や真相に迫ろうとする公認心理士の姿が描かれます。共演は中村倫也、芳根京子、板尾創路ほか。

アナウンサー志望の女子大生・聖山環菜が父親を殺害した。世間を挑発する環菜の言動にマスコミが賑わう中、公認心理士の真壁由紀は彼女と面会を重ねていく。二転三転する環菜の供述に翻弄される由紀だったが、次第に過去の自分と似たものを感じ始めてしまい……

3位『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』

『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』 ©吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable

公開18週目の『鬼滅の刃』は先週2位から3位に。

土日2日間で動員7万7000人、興収1億2100万円を記録。累計では動員2727万人、興収374億円を突破しました。

アニメ最終話に続く舞台“無限列車”で繰り広げられる炭治郎やその仲間たちと鬼の攻防戦を描く本作。TVアニメ版から続投の花江夏樹、鬼頭明里、下野紘、平川大輔ら豪華声優陣が出演。監督も引き続き、外崎春雄が務めています。

蝶屋敷での修業を終えた炭治郎、善逸、伊之助。彼ら一行は禰豆子を連れ、短期間に40人以上が行方不明になっているという“無限列車”に到着する。そこで、鬼殺隊最強の剣士“柱”のひとり煉獄杏寿郎と合流した炭治郎らは、無限列車に巣くう鬼に立ち向かう。

2位『名探偵コナン 緋色の不在証明』

『名探偵コナン 緋色の不在証明』 ©青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS 1996

『名探偵コナン 緋色の不在証明』は、土日2日間で動員9万2000人、興収1億2600万円をあげて初登場2位にランクインです。

本作は、TVアニメ『名探偵コナン』に登場する謎めいた“赤井一家”に焦点を当てた特別総集編です。江戸川コナンの声を担当する高山みなみによるナレーション収録や、音響も新たに編集されました。

声の出演は、高山みなみ、池田秀一、日高のりこほか。

“黒ずくめの組織”の手により、来葉峠で死亡したとされるFBI捜査官・赤井秀一。一方、彼の宿敵である安室透は、自宅が火事になったことで工藤新一の家に住む沖矢昂と、赤井秀一の関係性を疑っていた。そんな一連の真相には、江戸川コナンが関わっていて……

1位『花束みたいな恋をした』

『花束みたいな恋をした』 ©2021「花束みたいな恋をした」製作委員会

菅田将暉、有村架純ダブル主演のラブストーリー“はな恋”は、公開3週目も首位をキープです。

土日2日間で動員14万4000人、興収1億9900万円をあげており、累計では動員97万人、興収13億円を突破しました。

脚本は『カルテット』などこれまで数多くのヒットドラマを手がけてきた坂元裕二、監督は『罪の声』『映画 ビリギャル』の土井裕泰監督。

同じ終電を逃したことから出会った、大学生の山音麦と八谷絹。好きな音楽や映画がほとんど一緒だったふたりは、瞬く間に恋に落ちて付き合い始める。大学を卒業後に同棲を始めたふたりは、環境の移り変わりに左右されないことを目標にしながら就職活動に励む。

全国映画動員ランキングトップ10(興行通信社調べ 2/13-2/14)

1位『花束みたいな恋をした』
2位『名探偵コナン 緋色の不在証明』
3位『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』
4位『ファーストラヴ』
5位『樹海村』
6位『すばらしき世界』
7位『銀魂 THE FINAL』
8位『映画 えんとつ町のプペル』
9位『劇場版ポケットモンスター ココ』
10位『ヤクザと家族 The Family』

次週は『愛と闇の物語』『あの頃。』『痛くない死に方』『スーパー戦隊MOVIEレンジャー2021』『世界で一番しあわせな食堂』『ライアー×ライアー』などが封切られます。

『あの頃。』 ©2020『あの頃。』製作委員会